海外通信NO.53 「海外視察報告ブルネイ・マニラ訪問」

6月21日より25日まで総勢9名で、謎に包まれた世界有数のセレブ国ブルネイと、政治・経済とも変革期を迎えたフィリピンのマニラを訪問してまいりました。

ブルネイ・ダルサラーム国

東南アジアのボルネオ島北部の南シナ海に面する小国で、周りをマレーシアに取り囲まれています。石油や天然ガスなどの資源を多く埋蔵しており、多くが日本へ輸出されています。

安定した経済、高い所得水準、充実した社会福祉、所得税や消費税が無税など、アジアではシンガポールに次いで高い所得水準を維持しています。

王室は世界有数の富豪であり、王宮やモスクなどの建造物のきらびやかな事!道路の整備も進み、私たちが道路を渡ろうとすると車が必ず止まってくれるのには驚きました。

他に産業はなく、観光の目玉は豊かな自然です。水上集落を訪問し、野生のテングザルを見る事もできましたが、熱帯雨林特有のスコールでびしょ濡れになることもありました。

また、イスラム教を国教としており、厳しい戒律を守っています。女性はヒジャブという布で頭髪を隠しており、外国人であっても公共の場ではお酒が飲めません。私たちは日本から持ち込み、ホテルの部屋でささやかな親睦会を開催しました。

フィリピンマニラ

2016年に就任したドゥテルテ大統領による薬物や贈収賄などの取締強化によって治安はかなり改善してきていますが、空港・ホテル・ショッピングモールには拳銃を持った警備員と探知犬が常駐し、入る際は必ずセキュリティチェックがあり、守られたエリア以外ではまだまだ注意が必要です。

日本から進出した現地企業を訪問し、工場を見学させていただくとともに、フィリピンでの法人立ち上げのご苦労や従業員の教育など幅広くお話いただきました。

最新の技術を使い現地の若い従業員が作業している様子は、さながら下町ロケットの佃製作所のよう。安い労働力にという思い込みが覆されました。現地の文化や慣習を尊重しながら指導されている様子は、情熱がなければできない事だと強く感じました。

また日系の会計事務所へ訪問し、日系企業の動向やドゥテルテ大統領の経済政策などレクチャーしていただきました。フィリピンは米国の植民地となっていた為、法律制度はしっかり整備されています。

政治やマニラへの一極集中による渋滞など問題点はありますが、平均年齢は24歳とアジアの中でも若く、今後インフラ整備が進んでいくと、経済成長も大きくなっていく事でしょう。

今はまだ高層ビルとスラム街が同居し、緊張感はある街ですが、現地を見てお話を聞くことができ有意義な視察となりました。



 

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