「REVIC」を知っていますか?

◉事業承継を阻む壁

経営者の高齢化や廃業する事業者の増加により、以前にも増して必要性が高まっている「事業承継」

この事業承継を阻害する大きな要因の一つが債務の承継問題です。

親族内に後継者がいなくても、業績の良い企業であれば第三者へ事業を売却することも考えられますが、債務超過の企業の場合はどうでしょうか。その債務が重荷となり後継者探しが難航することが予想されます。

◉REVICの活用

事業承継のハードルとなる債務問題の解決に向けた有力な手段の一つに「REVIC」の活用があります。REVICとは、地域経済活性化支援機構の略称で、地域の金融機関と協力して中小企業者を支援し、地域経済を活性化させることを目的とした団体です。

様々な分野の専門家が在籍しているREVICの支援を受けることで、経営者保証の付いた債務を自己破産せずに整理(私的整理)できる可能性があります。「経営者保証に関するガイドライン」に沿って私的整理ができると、

○一定の生活費や自宅を残すことができる
○信用情報機関への登録や官報等での個人情報の公表がされない

等のメリットがあるので、経営者は事業へ再チャレンジしやすくなります。また、後継者は債務の負担なく事業承継ができます。

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REVICは、日本経済の原動力である中小企業者を支援し、持続的に地域活性化・事業再生が行われる環境を整備していくことを進めています。債務整理の問題だけでなく、事業者のライフステージを問わず相談を受け付けているそうなので、どのライフステージの事業者でも、その事業者に合った支援を受けることができます。

LR小川会計グループにおいても、地域活性化の一助となるべく業務に取り組んで参ります。

お困りごと等がございましたら弊社担当者までお気軽にお問い合わせください。

※REVICは、地域金融機関への地域活性化・事業再生等のノウハウを移転・浸透させ、地域活性化への取り組みが自律的・持続的に行われることを目的としており、支援・出資決定期限を平成33年3月末、業務完了期限を平成38年3月末とする時限組織です。

 

 


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