褒めて育てる
先日、「プロフェッショナル」というTV番組で介助犬のトレーナーが取り上げられていました。
介助犬は人間の手となり足となって、ドアを開けたり、落としたものを拾ったり、どこにあるのか分からない携帯を探したりと、大活躍。とても嬉しそうに仕事をしています。
その訓練方法は、「ちょっとでもできたら全力で褒める」「小さな成功を見逃さず褒める」
とにかく褒めまくります。
褒められた犬は嬉しくて、いろんなことを覚えていきます。
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褒められて嬉しいのは人間も同じですよね。自分のことを見ていてくれる人から褒められたら、素直にうれしい気持ちになるでしょう。
褒められれば、「自信」が高まります。自信が高まれば「やる気」が湧いてきて、いろんなことにチャレンジする力になります。
褒める側と褒められる側の人間関係もスムーズになり、褒めるって良いこと尽くしですね。
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日本人は褒めることが苦手な人が多いようです。皆さんは素直に人を褒めることができますか?
心理カウンセラーの「褒め上手になるための心構え」によると、以下の5つのポイントがあるそうです。
①「褒めるところ」を見つけられないのなら、「褒め言葉」を1つ持ち歩いて、褒める訓練をしよう!人の長所が見えるようになってきます。
②「たとえお世辞であっても、褒められるのは嬉しいもの」と心得よう!
③褒められてつけ上がる人はいません。褒めれば褒めるほど、相手は「褒めた通り」になっていきます。
④褒めるというのは、基本的に「上から下」に行なう行為。負けではありません。「褒めるが勝ち」と心得よう!
⑤自慢話をしても褒めてもらえない。褒めて欲しければ、まずは自分から相手を褒めること。与えたものは必ず返ってきます。
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訓練すれば褒め上手になれるようです。この春、新入社員を迎えた会社も多いと思います。よく見て、たくさん褒めて、育てていきましょう!
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