職場の生産性を上げる「瞑想タイム」制度のすすめ

瞑想と聞くとなんだか、スピリチュアルなものをイメージしてしまい、瞑想で心を健全に!などと言われると、いかがわしい霊感商法的なものを感じる場合もあるかと思います。しかし、近年はちょっと様子が変わってきているのです。

瞑想は、科学的に脳の疲れをリセットして集中力や記憶力を高める効果が証明されています。気軽に多くの人に実践してもらうため、本来の瞑想から宗教性を排除して作られたのが、マインドフルネスという瞑想法です。世界的に注目を浴びている認知行動療法の一種です。

多くの企業で取り入れられており、特に有名なのがグーグルになります。サーチ・インサイド・ユアセルフと銘打った独自プログラムがあり、完全に自由参加であるにもかかわらず全社員の1割が利用しているとのことです。

NHKスペシャルで取り上げられた際の番組WEBサイトから、実践法を紹介します。

★参考:http://www.nhk.or.jp/special/stress/02.html

⒈背筋を伸ばして、両肩を結ぶ線がまっすぐになるように座り、目を閉じる

⒉呼吸をあるがままに感じる
呼吸をコントロールしないで、身体がそうしたいようにさせます。
そして呼吸に伴ってお腹や胸がふくらんだり縮んだりする感覚に注意を向け、その感覚の変化を気づきが追いかけていくようにします。

例えば、お腹や胸に感じる感覚が変化する様子を、心の中で、「ふくらみ、ふくらみ、縮み、縮み」などと実況すると感じやすくなります。

⒊わいてくる雑念や感情にとらわれない

⒋身体全体で呼吸するようにする

⒌身体の外にまで注意のフォーカスを広げていく

⒍瞑想を終了する

◎瞑想タイム制度

制度としての設定は、本当に様々な形が考えられると思いますが、基本的には静かな休憩室で就業中に行えるように、10分程度の離席を認めるものになります。

実践方法としては、CDやスマートフォンのアプリに、音声ガイドをしてくれるものがありますので、イヤホン等で聞きながら職場でも手軽に行うことができます。

このマインドフルネスを就業中に行い、クリアな頭で業務に取りかかれば、効率がアップすること間違いなしです。

 


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