時流への適応
昨年2015年はクラウド会計やAI(人工知能)、ビッグデータ活用といったIT技術の進化により会計事務所の会計業務がなくなるのではないかという危機感が業界(まだ一部かもしれないですが)の中で出てきた年でした。
実際、学習機能(AI)が組み込まれた自動仕訳システムを備えたクラウド会計システムの普及が進んできており現実味を帯びてきています。
また、少子高齢化による労働生産人口の減少は、経理や会計といった事務(バックオフィス)の自動化を加速化させていくでしょう。
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このような時流の中では、私たち会計事務所の提供するサービスもそれに適応していく必要があります。
会計事務の自動化を前提として、お預かりしている会計情報をどう読み解くか、そこから浮かび上がった経営課題をどう解決していくか…。
それを経営者と一緒に考え、そして一緒に取り組んでいく。
こういう部分を私たちは更に徹底的に磨いていくことが向かうべき方向性だと考えています。
そして環境整備として、IT導入を中心としたお客さまの事務の省力化・効率化のためサポートは積極的に進めていくつもりです。
この時流は、むしろLR小川会計グループが掲げている「お客さまの『幸せ』『夢』の実現をサポートする」という理念の実現に沿うものだと思っています。
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時流にどう適応していくか。
これは会計事務所業界に限ったことではなく、どんな業界にも当てはまることです。
時流に抗うという選択肢もあるでしょうが、それには相当のパワーが必要です。
やはり時流にうまく適応していくことが事業を永続させていく一番の原理原則なのです。
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それでは皆さま、本年もよろしくお願いいたします。
株式会社LR小川会計 代表取締役 小川 泰延
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