御社にとって、“ライバル”とは?

経営者のみなさま、この問いにパッと答えが浮かんだでしょうか。

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企業経営において、よほどの先進性がない限り、必ず〝ライバル〟が存在します。

〝ライバル〟の存在を明確 にしておかないと、本来競争相手ではないものと競争したり、競争相手としなければいけないものを見過ごしてしまったりします。

様々な商品や製品・サービスが多種多様化している昨今では、今まで〝ライバル〟と成り得なかったものが思わぬ〝ライバル〟となっている場合もございます。

ある大手居酒屋チェーンの社長は、最近の〝ライバル〟は同業他社ではなくコンビニであると言っています。いわゆる〝家飲み〟が最大の〝ライバル〟なのです。

自社のターゲットとなる顧客の動向を分析し、〝ライバル〟を明確にして、競合に打ち勝つ戦略をとっています。

同業他社のみを〝ライバル〟だと思ってしまうと、狭い視点でしか戦略を立てられないばかりか、似たような商品や製品・サービスなどとなり低価格競争に陥りがちです。

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まずは、自社の本当の〝ライバル〟は何なのか?本当の〝ライバル〟はどこなのか? を明確にし、強み弱みを分析したうえで次の戦略を立案し、実際のアクションプランに落とし込んでいければ良いのではないでしょうか。

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余談にはなりますが、〝ライバル〟の語源をご存知でしょうか。
ライバルとは、英語の 「 rival 」からの外来語です。

「rival 」の語源は、ラテン 語の「 rivus (リーウス)」か ら派生した「 rivalis (リー  ワーリス)」です。

「rivalis 」は、川を競い合 っている者、川を共同で使う者という意味です。

この「rivalis 」の基となった「rivus (リーウス)」、こ れは〝小川〟を意味します。

 


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