第九十三「スーパー進出への対抗」

ビジネスの 名著から読み解く 経営のエッセンス!
「松下幸之助の経営問答」全94問への滝田の挑戦!

第七章 販 売 ~商売に成功するために~

第九十三「スーパー進出への対抗」

【私  見】
スーパーと反対の事をする。 質・短時間・小品種・高値・特別・対面商売・正社員・ アナログなど。

【本書質問】
近くにスーパーが進出、先行き心配。どのような対抗を していけばよいか。アドバイスを…。

【翁要約】
スーパーのようなやりかたも一つ、従来のままも一つ、 また新しい行き方を求めるのも一つです。例小さな窓口の 販売店が案外たくさん売っておられる。なぜか尋ねた。 「うちは外交員を3人おいている。別に安くしないけれど も、つてを求めて、出張販売している。で、サービスのできる範囲をやる。どんどん売るのは弊害があるからセーブ している。売ったところに対してサービスを完全にやって いく。そうすると、そこが周旋してくれて、自然にお得意 が増えていく。それで今は…」

しかし、それをするにして も、私は店主ご自身が自分自 身というものを知らないといかんと思うんです。 お店を経営する皆さんの能力というものを基礎において、ものを考えるべきだと思いま す。スーパーとかに心を奪わ れないように。自分がつかんでいるお得意は失わないのだ と、こういう信念に燃えて、そしてお得意を大事になさってやっていけば発展していく と思いますが、なかなかむずかしい。あまり商売を心配なさらないように、困難は発展の機会だ と考えて、その困難な不景気を迎え撃つというようなつも りなら案外うまくいくのではないか。

【判  定】
敵を知り己を…。困難を発展の機会と考え、困難を迎え 撃つ気概があればいい。


 

ランチェスター戦略「弱者逆転」の法則 福永 雅文:著

〜 抜粋・要約 〜

その第4章の一部を要約紹介しよう(この本はあまり教えたくない)。
弱者逆転の極意「弱者の戦略vs強者の戦略」
マネることは戦略だが強者限定です、弱者の差別化商品にぶつけて潰されるから。 弱者逆転の差別化は6つを組み合わせること。

1 商品の差別化、商品そのものの性能・機能を差別化する。
2 価格の差別化、強者と違った価格帯で戦う。
3 チャンネルの差別化、販路、流通網の変化への対応を素早く行う。 4  プロモーションの差別化、ライバルと違った集客やお客さんとの  コミュニケーション方法をとる。
5  サービスの差別化は差別化の宝の山である。  直接、間接、ビフォー、アフター、受動的、能動的などがある。
6  地域の差別化は最後の切り札で、弱者のNo.1づくりの原点です。  大市場圏は7割、残り3割が分散した小市場圏、ここでNo.1を目指す。  境、へり、行き止まり、鈍行駅、遠い、2等立地などを活用する。

☆行く人の裏に道あり花の山。実例検証の書き方で参考になると思う。


 

Q. スーパーへの対抗手段は?

1. 笑顔で負けない
2. トークで負けない
3. 個性で負けない
4. サービス精神で負けない

付加価値ってなに?
(タダより強い物はない!?) 能書き・うんちく・商品情報・どこの誰の作品 どう運ばれて、商品を生かすポイント、 どう料理・活用すればいいかも教えてくれたら、 その商品を身近なものと感じて買うのでは?

http://plaza.rakuten.co.jp/konkoroブログ 遊 楽 笑 書

税理士法人LRパートナーズ 代表社員 滝田 司

 


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