何を売るのか?

いわゆる「○○屋さん」と呼ばれるお店がどんどんなくなってきているそうです。

今は、ただ「物」を売っているだけではお客さんは買ってくれない時代になっています。

以前お話ししたことと重なりますが、同じ物を買うならお客さんはより安いところで買おうとします。

そうなると小規模なお店は資本力がある大店舗にかなうわけはありません。

では「物」を売るのでなかったら、何を売るのか?

ある販売店でトップセールスを達成している人について聞いたことがあります。

実は、彼は「物」を売っているのではありません。

その「物」を買った結果得られるライフスタイルといった価値をその物を通じてお客さんに提供しているのです。

また、ある保険会社のトップセールスマンとお話ししたときに感じたことですが、彼は保険商品を売っているのではなく、彼自身、言い換えれば彼と付き合うことによってお客さんが得られるメリット・価値を売っているのです。

このように「物」そのものではなく、その「物」を買うことによってお客さんが手に入れることができる価値を感じることができれば、お客さんは相応の価格で買ってくれるのです。

皆さんも自社の商品・サービスはそれを買ってくれたお客さんにどんな価値が提供できるのか(それを買うとどんないいことがあるのか)を考えてみてください。

身近な小さいことから、夢みたいな大きいこと(これが事業のミッションだったりします)まで、いろいろと想像してみてください。

きっと皆さんが売るべきものが何か見えてくるはずです。

私たちもLR小川会計グループのサービスがお客さまにどんな価値を提供しているのかもう一度考えてみようと思います。

 

株式会社LR小川会計 代表取締役 小川 泰延

 


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