「目標の設定」
私は最近、幹部の社員と一緒にいろいろな勉強会に参加しています。
参加する勉強会は、どちらかというと細かい実務に関するものではなく、税理士・会計業界のトレンドや経営・マーケティングに関するものが多いと思います。勉強会に参加する目的は、私たちLR小川会計グループは今、そしてこれから、お客さまのお役に立っていくために何をしなければいけないかを確認するためです。
そんな勉強会の一つで、「目標の立て方」について、参考になる話しがあったのでご紹介したいと思います。
それは、「頑張れば何とか達成できるかな」というレベルではなく、「目標達成は難しい」と感じるレベルで目標を立てるということです。このようなレベルで目標を設定することによって初めて、目標達成に向かって最大限のパフォーマンスが発揮されることになるからです。
例えば、今期の売上が100の時に、実現可能名目標として来期の目標を150としたときには、150という売上は達成できるかもしれません。
では、実現が難しいと感じられる300という目標を立てたときはどうでしょう。300という目標はおそらく達成できないでしょう。しかし、300という目標達成に向かって、仕事のやり方等できることをいろいろと工夫することで、200という売上は達成することができるかもしれません。
この200という結果が、その会社が今発揮できる最大限のパフォーマンスが発揮された結果だということです。
設定した目標以上の成果・結果は基本的には出ることはありませんし、現状の力の範囲で達成できるため、成長もありません。目標を今の力では実現困難なレベルに置くことで、成長し力を最大限に発揮できることになるのだと思います。
私も今期の目標を見直してみようと思います。
株式会社LR小川会計 代表取締役社長 小川 泰延
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