財産管理法人の資産運用②

第262回 財産承継研究会

財産管理法人の資産運用(第2回)

講師
税理士法人LRパートナーズ 小川 湧三

日本の財政問題として、2010年度予算において税収は37兆円しか見込めないところ歳出は92兆円と、不足額を大幅な国債発行にて補うという状況であり、IMFの指摘にもあるとおりG20諸国の中でも日本の財政赤字が突出して悪く、国際的にも財政破綻の懸念が生じています。

このような事態に今後どのように対処するか先例を見ると、外貨資産への逃避が、重要な選択肢となっています。外貨資産への投資にあたっては、ドル、ユーロ、中国元等外貨による分散投資、また時間分散を図るために毎月積立型がよりリスクが低くなります。

目標を定めて財産形成をしていくためには、毎月安定した収入があり、また、個人の事情に左右されない財産管理法人が最適です。

財政危機が表面化する2015年〜2020年の、10年後を目標として、外貨保有割合を金融資産残高の10%〜30%とする積立を始めましょう。

資産運用を成功させる5つの法則(上地明徳「ダマされたくない人の資産運用術」から)

①人は相場を当て続けることはできないので、複数の国と市場に幅広く分散する

②市場全体を購入できる投資信託を活用する

③最低5年の運用を心がけ、短期資金は投入しない

④時間の分散投資(毎月定額を継続して買い続ける)で勝率を高めることができる

⑤資産運用

 

♥ 次回の財産承継研究会の開催日 ♥

2010年9月24日(金) 18時30分~20時30分

☎044-811-1211(渡部・駒まで)

お申し込みは こちら

 


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