家計の見直し その4 キャッシュフロー表を作成してみよう!

【はじめに・・・ 】

先月は、家族のライフイベント表を作成しました。今回は費用や予算を加えて、家計(お金)の動きを見るキャッシュフロー表を作成していきましょう。

【昨年の年間収支を記入しよう】

*2月号の項目を参照

まず、基本となる2009年の年間収支を記入していきましょう。

〔収 入〕

手取り収入を、本人・配偶者別「給与収入」に記入します。
その他配当など定期的な収入がある場合は「その他の収入」、保険の満期金や贈与などの「一時的な収入」も設けます。

〔支 出〕

◎「基本生活費」「住宅関連費」「保険料」「子ども関連費」「その他支出」は必須。その他は各家庭にあわせて。

*「子ども関連費」は教育費データを参考に!

〔年間収支・貯蓄残高〕

収入から支出を引いて〔年間収支〕を計算・記入します。
貯蓄残高は、? @流動性の高い預金?

A 定期や投資型の商品に分けて記入を。

【キャッシュフロー表を作成しよう!】  (単位:万円)

エクセル等表計算ソフトを利用するとよいでしょう。

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【キャッシュフロー表のポイント】

◆年間収支が大きくマイナスになる
◆継続してマイナスになる

これらの場合は、イベントの時期や予算を見直しを検討しましょう。
上表の場合は、2012年の年間収支が▲132万なので、車種の変更を検討しても。

2017~2019年は大学在学中で教育費の最後の頑張り時です。貯蓄でフォローできるなら問題ありません。

但し、継続的なマイナスの場合は、支出の見直しや、収入アップの道を検討する必要があります。

【まとめ】

今回は、教育費が重なる時期を取り上げましたが、住宅購入・老後資金等、その時々で優先項目が変わってきます。他にも出産や独立開業等、家計を大きく左右するライフイベントの時には、キャッシュフロー表を作成し、ライフプランの実現を目指しましょう。

但し、キャッシュフロー表はあくまでも目安です。家計支出の日々の努力や、資産運用等でも大きく変化します。定期的に見直しをしていきましょう。私達FPもお手伝い致します。

 


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