売上高をPQと呼ぼう

「売上高をあげろ〜」「売上があがらないな」といった言葉をよく使っていませんか?

言う方は簡単ですが言われたほうは「さて、どうしたもの か…?」と思っているはず。そこで、まず 『売上高』をPQと呼ぶよう にしてみましょう。

PQとは、P(価 格)×Q(数量) のことです。

このように、売上高は2つの要素に分解することがで きます。「売上高をあげる」とはいくつかの方法があることがわかるでしょう。

大きく2つ。Pを上げるか、Qを増やすか。必ずしもPもQも増やす必要はありません。 Pを大きく上げることができれば、Qを減らしてもPQはあがります。逆に、Pを下げてもQを増やすことができればPQはあがります。Pを上げるのと、Qを増やすのではどちらがいいか?と考えるといろいろな方法が頭の中に浮かんできませんか。

そうなればしめたもの、次の段階に移りましょう!

それでは、みなさんの会社のPとQを教えてください。と言ったらすぐに答えられるでしょうか? これについては、みなさんでいろいろ考えてみてくださいね。回答はひとつじゃありませんよ。

会計の専門家は本当はパッパッパッ と答えを教えたいところなのですが、特にQについて、会計数字にはでてこないんです。なので、お客さまから教えていただくしか方法がないのです。是非、Qに関しての情報をお知らせください。

Qの情報は販売管理の中にあります。POSを使っていればその中に貴重なデータが詰まっています。是非活用してみてください。そのデータをどのような切り口で表現するか、自分がほしい数字は何なのか?必要なデータを簡単に取り出せるような仕組みは ・ ・ ・ 。最初はなんだかよくわからなくても、だんだんと洗練されてきます。まず、試してみましょう。

社長さんの頭の中にあることを他の人・後継者・社員に伝えるときも必要な要素に分けることでスッキリ・わかり易くなります。会社を経営していくためには、PQの把握は避けては通れません。経営していく上で一番大事な部分のひとつです。 そのための第一歩として『売上高』を『PQ』と呼ぶようにしようではありませんか。

巡回サービス部 小川剛司

 


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