「世界の街かどから」ドイツ便り
海外通信 NO.98
「世界の街かどから」ドイツ便り
ご主人のドイツ赴任で、ドイツに住んでいる友人のレポートをご紹介します。
【風習】
ドイツでは家族と過ごす時間やプライベートを充実させる事を優先させます。また、自分の意思をはっきり伝え、言うべきことをきちんと主張、納得がいくよう説明することが信頼関係を築く上で重要だとドイツ人に教えられました。レストランで注文するときにも、「同行者と同じものを」ではなく「自分が食べたいもの」を伝えます。
【食事】
夕食は、火を使わないシンプルで手軽な『カルテスエッセン』(Kaltes Essen)と呼ばれる、チーズとハム、野菜、パンが中心の食事です。日本食は、専用コーナーを設置しているスーパーが増え、お寿司や枝豆など一般的な日本食材は購入しやすくなりました。こんにゃく等の日本独特の食材も扱っていますが、値段の高さには驚きました。水道水はそのまま飲むことができます。
【医療】
「ホームドクター」制度を採用しており、何か不調がある場合はホームドクターを受診し相談します。大学病院などの大きな病院では、救急外来を除き、予約なしですぐ診てもらえる外来受付はありません。
【トイレ】
公共トイレは、設置場所が少なく、ほとんどが有料です。レストランやカフェは、暗証番号式のものや鍵を借りて使用するタイプなどがあり、誰もが利用できるとは限りません。駅のトイレや高速道路の休憩所の多くは「無人タイプ」で、機械にお金を入れて出てきたチケットを引き抜くとトイレ内に入ることがでます。その他に係の人にお金を払う「有人タイプ」があります。
【愛犬】
街中や電車やバスの車内で、愛犬と買い物や散歩をしている人の姿をよく見かけます。
「犬税」という制度があり、飼い主には、地方自治体の税務当局に届け出をする義務があり、年に1度飼育している犬の頭数に応じて納税します。税額は州によって異なりますが、ベルリンでは1頭目で120ユーロ(約18,000円)、2頭目からは180ユーロ(約28,000円)。
納税後に支給された「犬札」を犬の首輪に装着することが義務とされているため、保護された犬はすぐに飼い主がわかります。この税収は犬のフン害によって汚された街の清掃費用の他、一般財源として公道や公園整備などにも使われています。
また、税金が課せられることにより、多頭飼いの抑制に繋がっています。
習慣や制度の違いで戸惑う事ばかりだけれど、赴任生活を楽しみたい。と話されていました。
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