DXのススメ
DXとは?

デジタルトランスフォーメーション、わかりやすくするとデジタル化となります。身の回りの紙や環境をテキストデータ化、数値化していくことです。データを元にビジネスや生活をより良いものにする流れとも考えられます。
体験の変化
携帯料金の徴収方法が変わったことは体験された方も多いと思います。紙の請求書の発行からメール通知や専用サイトでの確認に移行しましたね。この移行で紙資料の発行・郵送作業などの業務が削減されました。ここだけでも業務スピードの向上、業務負担の軽減、コストダウン、自然環境保護などの効果がありました。他にもネットショッピング、機器のメンテナンスや消耗品管理といろいろなところでデータは活用されサービスの向上や新たなサービスを生み出しています。
DXの第1歩 ― 紙のデジタル化 ―
紙のやりとりを極力減らしそれでもなくならないものはスキャナーやカメラを利用してデジタル化を行い管理する。システムはインボイス制度(2023年予定)対応が望ましい。
DXの第2歩 ― システム活用 ―
業務と連動したシステム活用を考えます。電子契約サービス、会計・給与ソフトとの連動、蓄積データの分析・活用(需要の予測や製品やサービスの開発・向上、経営判断材料)。データ化することで根拠がはっきりするだけでなく、意外な発見につながることもあります。数値だけでなくグラフなど別視点からアプローチできるシステムがおすすめです。
DXの第3歩 ― クラウド連携 ―
クラウドサービスであれば場所を問わず作業でき、データ共有や分析が容易になります。スピード感を求められる時代には分析結果を利用した判断や予測を活用したサービスが求められるかもしれません。費用面でも郵送の手間やコストを削減でき、紛失リスクの回避にもなります。
DXの第4歩 ― 外部データ連携 ―
ここでは自社のデータと外部のデータを活用したビジネスアイデアやサービスの創造や向上を考えます。例えば祝祭日、イベント情報などを利用した混雑や需要予測。位置情報やセンサーを利用した自動運転技術。
近況
1年前に比べると各種サービスの敷居も大分低くなりました。料金面もそうですが、知識や技術を必要としないデータ分析・蓄積データを利用したデータ予測サービス。AIを取り入れることで精度を高めた文字認識サービス。業務の自動化を簡略化したRPAツール。興味のあるサービスがあれば試してみてはいかがでしょうか?

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