「理屈」と「実際」

まだ完全に収束したわけではないので注意を怠ることはできませんが、ようやく以前の日常が戻る兆しが見えてきました。
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さて、「物ごと理屈通りにはいかない」とよく言われます。
確かに理屈通りにいかないことはよくあります(むしろ上手くいかない場合の方が多いかもしれません)。
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そうだとすれば、そもそも「理屈」は要らない不要なものなのか?
「理屈」なんて捨ててしまえばいいのでしょうか?
私は、実際上手くいかなったとしても、「理屈」(法則・科学・原理・原則といったもの)を捨ててしまうのはもったいないと思っています。
「実際(現実の場面)」が「理屈」通りにいかないのは、「理屈」が当てはまる前提条件・環境が整っていないからだと思うのです。
「理屈」が当てはまる環境を整えれば「理屈」通りになっていくのではないでしょうか(その環境を整えることが難しい場合が多いのでしょうが)。
そして、この「理屈」は初めて経験する課題を解決する際の指針となるでしょうし、経験した課題解決の方法に再現性を与えてくれる(同じ解決策を導き出せる)ことにもなるのだと思うのです。
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ここでも大事になってくるのは、どういう「理屈」を自分が選択するかなのではないでしょうか。
特殊な状況下でないと当てはまらないようなものではなくて、できるだけシンプルで応用範囲の広いものを選択することが大事だと思うのです。
(例えば「自然界の法則」とか)
それがいわゆる「原理原則」と呼ばれるものだったりするのです。
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そして更に大事なのは、言うまでもないことですが、「理屈」を妥当にするための前提条件・環境の整えるための行動を(トライアンドエラーで)していくことですね。
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こういうことを言うと、「理屈ばかり…」と言われたりするのですが、きっと行動が足りないのでしょうね。
株式会社LR小川会計
代表取締役 小川 泰延

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