「モジュール化」

それほど頻繁にあるわけではありませんが、定期的に行うものも含めて、研修で話しをする機会があります。

以前は、資料などは作らずにその時の流れに応じて頭の中にあることを話すこともよくありました。

数年前からは、「再現性」ということを考えて、説明用の資料を準備して話しをするようにしています。

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ただ、定期的なものであれば、それまでの資料を若干修正するだけで済むのですが、大幅に見直さなければならない場合やスポット的な研修の場合は、この資料作りに結構時間を取られていました。

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今は小さいテーマ毎に資料を溜めておくようにしています。

そして、必要な小テーマをピックアップして組み合わせて、各小テーマのつなぎの部分を中心に全体のテーマに合わせて調整するというやり方をしています。

こうすることで資料作成にかかる時間はだいぶ減りました。

なぜこのようなやり方をするようになったかというと、資料を作る際には、結局以前作った資料の一部を抜き出して再利用することが多いことに気付いたからです。

そこでまず以前作った資料を小テーマ毎に分解して溜めることから始めました。

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正確な定義はさておき、これは「モジュール化」という手法で、その効果を体感したと思います。

「モジュール化」はいろいろな業種等でも取り入れられていると思いますが、「大きな塊を小さく分解する」「共通項を持つ別の場面に応用する」ということの具体的な典型例なのではないでしょうか。

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例えば、昨今注目されている(ここでも取り上げた)RPAを実際に導入したり、いろいろな制度を構築していくという場面では効果を発揮するのではないかと感じています。

「モジュール化」「分解して」「組み合わせる」というシンプルな構造なので、とても汎用性が高い(=応用範囲が広い)と思います。

株式会社LR小川会計
代表取締役 小川 泰延

 

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