第16回 2020年1月14日windows7の延長サポートが終了します

情報セキュリティ連載
2020年1月14日windows7の延長サポートが終了します

★マイクロソフトの製品サポートは製品販売後、原則10年で全てのサポートが終了します。
Windows7も2020年1月にその10年を迎えサポートが終了します。

各ウィルス対策ソフトメーカーもWindows7のサポートを終了

サポートが終了すると、ソフトの欠陥等を修正するアップデート配信や新種のウィルス等を防ぐためのソフトの配信もすべて止まります。ウィルスバスター等の各ウィルス対策ソフトメーカーもサポート期間に配信される修正ソフトを元にウイルス対策を提供しているため、このサポートが止まると最新のウィルス対策ができないため、Windows7へのウィルス対策を終了してしまいます。

インターネットに繋がっていないパソコンでもウィルスは感染する

ウイルス感染

インターネットに繋がない状況のパソコンでもUSBメモリ等の外部接続をする場合、USBメモリを介してウィルス感染する事例が出ており、おすすめできません。

WindowsXPのサポートが終了してから工場関係で稼働していたWindowsXPが、ウィルスに感染したデータで全てダメになってしまったケースが出ています。USBメモリ経由でのウィルス感染の報告です。

ウイルス

Windows7はWindows10へ無償で上げることができる

Windows7からWindows10への無償アップグレードは2016年7月29日で終了とアナウンスされましたが、自動アップデートがかかるのがこの日までで、マイクロソフトのWindows10のサイトにアクセスすればWindows10への無償アップデートが可能です。
(ただ、パソコンの性能によっては、アップグレードが無理な場合もあります。)
Windows10へは今まで使用していたWindows7の環境をそのままにした状態でアップグレードすることができます。(2018年12月現在)

Windows7からWindows10へアップグレードする注意点

アップグレードはできると述べましたが、Windows7が動くように作られたパソコンにWindows10をインストールするので、ソフトの使用中にフリーズする、ソフトそのものが反応しない等の不具合の報告がされています。そのため、Windows10ではアップグレード後30日以内であればWindows7へ戻すことができます。

ですので、1度Windows10へアップグレードを行って、問題なければそのまま使用し、問題があるようでしたら、Windows7に戻し、Windows10の新規購入を検討されるのもいいかもしれません。

また、パソコンには32bit版と64bit版があり、主流が64bit版になりつつあります。ご使用のWindows7パソコンが32bit版の場合はWindows10へのアップグレードはあまりおすすめできません。フリーズする場合が多くなります。

Windows10へのアップグレード方法

Yahoo、Google等の検索で「Windows10のダウンロード」と検索するとマイクロソフトのWindows10ダウンロードサイトがヒットしますので、選択してください。

サイトへ移動したらサイトに書かれている手順に従い操作すれば、Windows10へのアップグレードが開始されます。

Windows7サポート終了まで1年を切りました。移行してみてから気づく点が出てくると思いますので、余裕を持った移行作業をされることをおすすめいたします。

次回は、Windows10へ移行する際の細かい注意点についてお話いたします。

参考文献/日本マイクロソフトHP

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