「業務改善」のヒント
今年もあっという間に12月になりました。
1年経つのは早いものですね。
思い通りに1年過ごせた方、そうでない方いらっしゃると思います。
いずれであるにせよ、また新しい年が始まります。
(来年は新しい元号もスタートしますし)新鮮な気持ちで1年を過ごしたいものです。
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業務改善というとよく出てくる「工夫する」という言葉、皆さんはどういうことだと思いますか?
至極個人的な考えで恐縮ですが、私は、(到達しなければならない、あるいは到達したい)ゴール・目標・状態に到達するための今とは別のルート・手段・行動を探す(見つける)ことだと思うのです。
こう考える前提として、「ゴールに到達するための手段は(今のやり方以外にも)いろいろある(はず)」だという認識があります。
そして、「工夫する」キッカケとして、実は「ゴールに到達するために(自分は)今のやり方を『できない』(あるいは『できていない』)」ということを認めることが大事だと思うのです。
(昨年書いた「気をつけます」も一緒だと思います。)
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「できない」ことは悪いことなのでしょうか?
「できない」ことはできるようにならないといけないのでしょうか?
何かを「できない」ことで別の何かが磨かれるのではないでしょうか?
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マイナンバー先進国、IT立国のモデル的な存在であるエストニア(「税理士という職業がなくなった」と紹介されたりしましたが…)という国は、まさに「できない」「ない」ことを認めることからスタートして今の地位を築いたと思うのです。
国土も狭い、人口も少ない…等を認め、唯一(?)持っていたIT人材・スキルを徹底的に磨き、活かす途を選んだのです。
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今年もつたない記事にお付き合いくださりありがとうございました。
皆さま、良いお年をお迎えください。
株式会社LR小川会計
代表取締役小川泰延
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