情報セキュリティ連載
第10回 情報セキュリティ10大脅威②

〜 Gmail管理編 〜

参考文献/『情報セキュリティ10大脅威 2017』 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)

今回は、Gmailで他のWebメールを管理する方法について説明いたします。

各Webメーラーソフトはメールの転送機能を持っています。この転送機能を使用してメールからウィルス感染する危険性を減らすことが出来ます。

ウィルスメールメールによる標的型攻撃はIPAが毎年発表する情報セキュリティ10大脅威の常連

メールにウィルスを仕込む「標的型攻撃」は直近10年近く企業、個人を問わず常に上位にランクインし続けています。

一度スパム感染をするとPCやネットワークへウィルスが広がるのは勿論のこと、スパムメールの厄介なところは感染したPC(メールアカウント)のメールアドレスに登録されているメールアドレスへそのウィルスを拡散、送信元が知っている人からのため、受信側も警戒せず開けるケースが多く被害が拡大しやすいのが現状です。

Gmailのスパム検知力が優れている理由

ウィルス対策標的型攻撃から守る方法としては、まずはPC、スマートフォンにウィルス対策ソフトを導入させることが前提になりますが、効果的なのがメールの管理をGmailですることです。

Gmailのウィルス等のチェック機能はWebメーラーソフトで群を抜いて力を発揮しています。昨年6月にGoogleはGmailの不正メール検出率は99.9%越と発表しました。

Gmailの全送受信量の70%はウィルス添付されているものや、悪質なサイトへ誘導するスパムメールであり、これらを機械学習アルゴリズムによりほぼ100%検知出来るようになっています。(サービスとしてはビジネス向けメールへ提供開始、ただし一般向けにも全てではないですが機能を開放しています)

これも日々膨大な量のスパムメールがGmailを介して扱われているため、スパムの傾向を学習しつづけさせることで他社が追いつけないほどの検知機能を保持するようになったのです。

この検知能力を他のWebメールにも利用する

このようにGmailのスパムメール検知率は、非常に高く、毎日多くのスパムメールを検知しているので新しいタイプのウィルスの認識が早いとされています。

この機能は転送されたメールにも有効です。そのため、Gmailの転送機能を利用して他のWebメール(例えばYahooメール)をGmailへ転送をかける設定をすることで、他のWebメールサービスでは、検知できなかったスパムメールを常に検知することができるようになります。

具体的な設定方法

具体的な設定方法は難しくはありません。ただ文面にしますと非常に長く難しくなってしまいますので、検索エンジンを使って

「Gmailのメールを他のアカウントに自動転送する」

または下記URL

https://support.google.com/mail/answer/10957?hl=ja

を参照していただければ、設定はすぐにできると思います。

前回の2段階認証と今回のGmailでのメール管理をするだけでもウィルス感染するリスクが格段に下がります。是非2つ合わせて設定することをお勧めいたします。

標的型メール例

 


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