2017年7月開催 ＬＲ小川会計「MQ戦略ゲーム研修」レポート
その日の空はきれいだった。
台風一過で夕日がきれいだった。
富士山が遠くに見える西の空のオレンジがどんどん深まっていった。
マリーナ近くの食堂のテラスで波の音を聞きながら。
これは、佐島ＭＱ戦略ゲーム研修の前日の夕方のことである…。
そこでは、秋田から参加していただいた今年1000期を達成するＭＱ戦略ゲームの申し子と思える千葉さんのゲームと出会うまでのいろいろな話を聞かせていただいた。沖縄・インド・イギリスなどでのビックリするような話。日本経済新聞で掲載されている「私の履歴書」のような話である。2人だけで聞くにはもったいなさすぎる話なのである。はじめて聞かせていただく話ばかりで、この話だけでも今回の研修は満足だったと言ってもいい内容だった。
毎回準備のため前泊をしているが、ゆったり過ごせるのがとても良い。さらに今回のようにサプライズもあるのでやめられない。是非みんなに体験してほしいものだ。
❖第10回目湘南ＭＱ戦略ゲーム研修
葉山・江ﾉ島から佐島に場所を移して3回目。参加者は22名。10年も続くとは思っていなかったが、年4回あるＬＲ小川会計ＭＱ戦略ゲームのうちの唯一の宿泊研修で、7月6日（木）・7日（金）に開催された。
今回のゲームも全期5行カットして行われた。2期目から5行カットということで、ベテランの方もどのような戦略・戦術で経営をしようか頭がフル回転となったようだ。最大5回の意思決定ができなくなるので、その影響がどうあらわれるのか、効率よく経営するにはどうしたらいいのか、1行の重みを考えたゲームとなったのではないか。今期の経営と来期への準備…難しい。3期終えて誰も自己資本が300に到達できていないゲームとなった。
❖知的散策
知的散策が2日間ある研修は今回が初めてだった。西先生の講義を聞いてから実際にその場所を訪れることになるとは思ってもみなかった。1日目にまさか油壺の方まで散策することができるとは。この知的散策は一見ゲームとは関係のないものと思われがちであるが、自分の場合は散策することで落ち着いたり・閃いたり、頭がリフレッシュされるので是非あってほしい。今回は佐島マリーナから急遽バスをだしていただきました。ありがとうございました。
❖大事なのは
ＭＱ戦略ゲーム研修では、確かに成績は大事であるがそれだけではない。自分が想定していた状況が変わったとき、自分はどうするのか？他人はどうするのか？その結果は？他の参加者との意見交換・振り返りをする中でさまざまな気づきがあり、その一つひとつが気づきを深めすべて自分の向上することにつながっている。自分（人）を向上させることが本当の目的なのである。
全国各地から参加、そしてお気遣い・お手伝いしていただいたおかげでシニアのような雰囲気でいい空気感のあるゲームとなりました。本当にありがとうございました。
研修の2日目が七夕ということで、会場に七夕飾りを準備した。短冊に皆さんが書いてくれたので遅くまで準備したかいがあって良かった。今度は、せっかくマリーナにいるのでヨットで夕日を見るのも…。
（常務取締役 小川 剛司）
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