不動産オーナーが大事にすべき1,2,3
1に算数、2にデザイン、3に…

第332回 財産承継研究会

不動産オーナーが大事にすべき1,2,3 1に算数、2にデザイン、3に…

街つくりのプロが教える“街と不動産”の活性術[入門編]

講師:

株式会社 NENGO 代表取締役 的場 敏行 氏

今回は、100年後の街つくりをしているコンサルタント集団、株式会社NENGOの代表取締役的場敏行氏から不動産オーナーにとって今何が大事なのか等、街と不動産の活用術についてお話しをお伺いしました。

不動産オーナーが大事にすべき1・2・3として、1に算数、2に美術(デザイン)、3に国語(ストーリー)。

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○ 1に算数とは

不動産賃貸業において大切なのは、収支バランスの良い物件で、収支をしっかりと把握できていること。その上で次のステップとして2美術(デザイン)、3国語(ストーリー)の手法を加えた部屋つくりをする事でよい不動産経営ができると考えています。

しっかりとした賃貸物件経営を基礎とする事でオーナーと入居者が満足する部屋つくりが出来るとしています。

○ 2に美術(デザイン)とは

賃貸であっても入居者自身が、自分らしさを感じる事が出来る部屋つくりを目指し、入居者と壁紙や造り付家具等を一から一緒に作り上げていく。

その事によって入居者が自分の部屋へ帰ってくるのが楽しみになる、長く住みたくなるような部屋つくりをする事で安定した収入を確保できるとしています。入居者と一緒に作り上げる部屋つくりの大切を伝えています。

○ 3に国語(ストーリー)とは

日本らしさがなくなりつつある現在の住宅環境は、その街らしさもなくなりつつあるのではないかと考えています。街には、その土地の気候・風土・その街を作り上げてきた歴史・大切な文化が、あります。

失われつつあるものこそ大切なのではないかと考え「その街らしさ」を大切にし、その街にあるべきものや地域らしさが残る物件や部屋を作る事で帰ってきたい街、住みたい街、働きやすい街をつくる事が欠かせないとし、物件・部屋つくりを行っています。

このように既存の考え方に囚われず将来的な街つくりと入居者が、より満足する部屋つくりが今後の賃貸経営で大切になっていくのではと思われます。

 

♥ 次回の財産承継研究会の開催日 ♥

2017年4月28日(金)予定 18時30分~20時30分

☎044-811-1211(石井・駒まで)

お申し込みは こちら

 


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