キャッシュフローMG研修

2017年1月12日(木)・13日(金)の2日間、板東秀行先生を講師にお迎えしてキャッシュフローMG研修を開催しました。参加者は24名。テーマは「より実践的・実務的に経営と会計を学ぶ〜戦略的資金管理のポイントとは〜」です。

通常のMGは現金取引だけですが、キャッシュフローMGでは掛取引があります。材料を仕入れたら支払は半月後、製品を売上げたら代金回収は5日目以降といった具合です。売上代金を回収するタイミングは各自に任されています。売っても直ぐには手元の現金は増えません。逆に手元の現金が無くても材料を仕入れることはできます。増えたルールにあたふたしながら資金繰表を記入し、現金が足りなくならないかドキドキし、未回収の売掛金が貸倒れないかやきもきし…環境が少し変っただけなのに、この気持ちの変わりようはどうでしょう。自分のことなのに面白いものです。

MG環境の変化にいかに上手く対応できるか。経営者の皆さんは毎日変化の連続の中で瞬時に判断し行動することを求められています。従業員一人ひとりも程度の差こそあれ変化への対応を日々迫られます。研修当日は立場の違いを超えて全員が経営者になり、同じ土俵の上で判断を重ねていくことになります。これはなかなかない機会ではないでしょうか。

初日の最後に経営計画を立てる時間があり、板東先生の講義がありました。利益は経営者の決心・覚悟、それを実現する策は千差万別です。「売上を増やす」「経費を削減する」では策は2つで終わってしまいます。

でも、売上を売価×数量に分解すると、売上を増やす方策は5つに増えます。売価を上げて数量も増やす、売価を上げて数量は変えず、売価を上げて数量を減らす、売価を下げて数量を増やす、売価を変えず数量を増やす。いずれも売上が増える可能性があります。

また、経費を原価×数量+固定費に分解すると、新しい要素が2つ増えます。そのことによって選択肢がまた5つ増えます。原価を上げる、原価を変えない、原価を下げる、固定費を上げる、固定費を下げる。そうすると5×5=25通りの方策を得ることができます。新しいアイデアを練るときに、要素に分解してみるというのは大変有効な手法だと感じました。(ほっとタイムス161号2P「因数分解」もご参照ください)

他にも応用ができそうです。

また、科学的に考えて行動することも大切だと思いました。ただ闇雲に「頑張る」のではなく、「固定観念を捨て」「発想を転換して」「行動し」「結果(利益)を出していく」。そういうサイクルを生みだすことが出来たら、私たちも生き生きと働けるのではないでしょうか。そうなりたいと強く思いました。

次回は2017年4月6日(木)・7日(金)にMG研修が予定されています。まだMGを一度も経験されていない方、若い経営者の方でご興味を持たれた方は、ぜひおいでください。幹部候補の方、従業員の方、皆さん一緒においでいただけると楽しさも学びも倍増することと思います。全国各地から集まる参加者との交流の機会もあります。皆さんの参加を心よりお待ちしております。

 


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