「キャリアアップ助成金正社員化コース」
今がチャンス！助成金のご案内
人手不足の時代の労働力確保策としておすすめしたい「キャリアアップ助成金正社員化コース」
Ⅰ．制度の概要
有期契約労働者等を正規雇用労働者等に転換または直接雇用した場合に対象となる雇用が不安定な有期雇用の従業員を安定的な雇用へと導くための雇用保険の助成金制度です。企業にとっては正社員化での人材確保を後押ししてくれる助成金となっています。
簡単な例を上げますと、有期雇用（1年契約など期間の定めがある雇用契約）のパートタイム従業員を社員登用した場合、支給されます。これは、正社員化コースのなかでも、更に「有期→正規」のタイプに分類されるものです。
この場合、1名を正社員化するにつき、60万円が支払われます。（中小企業の場合）
また、東京都内の事業所であれば、この助成金を受給した場合、都より50万円の助成金が別途、支給されます。（要申請。Ｈ28年度現在の制度であり延長は未定）
Ⅱ．申請のための条件
助成金受給のためには、単にパートタイム従業員を正社員化するだけではなく、他に満たさなければならない条件がいくつかあります。
①キャリアアップ計画の策定と届出
②就業規則での制度の規定
③対象の従業員を有期雇用として6カ月以上の雇用をしていること
などが、主な条件です。
Ⅲ．なにより重要な期日管理
計画から助成金の申請までの間、いくつかの書類や作業の締め切りがあり、そのうちのひとつどれをとっても期限を過ぎたならば助成金は支給されません。図にあるとおり、支給申請は正社員に転換したあと、6カ月目の賃金が支払われてから、2カ月以内に行なわなければいけません。また、転換日（この場合4月1日）の1カ月以上前までにキャリアアップ計画書を管轄の労働局もしくは、ハローワークに提出する必要があります。（提出先は、地域によって違います）
さらに、正社員化について定めた就業規則を労働基準監督署に提出しておく必要があります。
Ⅳ．最後に…
他にも、様々な条件がありますので詳しくは厚生労働省のホームページをご覧いただき、ご検討下さい。また、いつでもご相談お受けいたしますのでお気軽にご連絡下さい。
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