「恋」してますか？
『サラダ記念日』等の作品で知られる歌人の俵万智さんと小学生の息子さんとの会話がネット上で話題になりました。
俵さんが「宿題を少しやっては『疲れたー』と、投げ出す息子さんに「遊んでいる時は全然疲れないのにねー」とイヤミを云うと、彼に「集中は疲れるけど、夢中は疲れないんだよ」と言い返えされたそうです。
さすが俵さんの息子さん、言葉のセンスがひかっています。彼の云う通り、人は好きなものには夢中になれるものです。
人が生きて行く上で働くと云うことは、ほとんどの人が携わるものです。
ほんの一部の人は一番好きなことを仕事にできているかもしれませんが、大多数の人は縁あって現在の仕事についているのだと思います。
京セラ創業者の稲盛和夫氏の著書『働き方』に「仕事に恋をしましょう」と云う章があります。
そこには同氏が若いころ好きになった女性のためには、どんなに疲れていても、長い道のりを歩いて送って行ったりしたことが楽しかったとあります。私も同感です。
恋をしたことがある人は、この感情がわかると思います。
それと同じように仕事を好きになることが大事です。それには自分からすすんで仕事をすることです。
人からやらされているようでは仕事を好きになれません。何が何でも仕事を好きになって夢中で働いていると、必ず良い仕事ができるはずで
す。
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私は一緒に働く仲間には、「仕事を楽しくやりましょう」と伝えています。そして、若い人たちには、「たくさん、恋しなさい」と声掛けしています。
経営者のみなさま、仕事に「恋」してますか？
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