私にあった「お金の残し方」

★税金って何?

未就学児に自分の仕事を説明する時に、一緒に説明しなくてはならないマスト・ワードが「税金」です。なかなか説明が難しく、参考に手に取った児童向け書籍『かもがわ出版「税ってなに?シリーズ」』の表紙には「とられる税からわたしたちの税へ」と書かれていました。

利益を出しても赤字でも「とられている感」が強い税金ですが、回りまわって社会のために、ひいては自社のために活用される(はず)の寄付金とも考えられます。

とはいえ、手元にお金が残らないと不安です。どうすればお金が残るのでしょうか。

★留保?流出?どこに残そう

「収入を増やす」「費用を減らす」 「税金を合法的に減らす」

多くの方がご存知である方法の一つに「役員報酬を上げる」があります。個人の所得税、住民税、社会保険料を加味してもメリットがあればGO ですね。でも、児童手当の支給対象者であった場合には、役員報酬を上げたために所得制限に引っかかってしまった!ということになると、とても勿体無い話です。場合によっては「医療費の助成」も。もしかしたら役員報酬を上げずにボーナスを支給して社員の満足度を上げた方が良いかも?

「実効税率と比較しても有利」と必ず必要とも思えないが節税のために加入した保険。資金繰りのために解約して却ってキャッシュが減る可能性はないでしょうか。納税した方がかえってお得だったかもしれません。

★キャッシュフローの未来予想図

お金を残したいという点では皆さんお変わりないでしょうが、それ以外については千差万別なのです。この背景やビジョンを教えていただくことではじめて、適切な方策や公的資金の活用、税制優遇措置の適用がご提案できます。お金を遺されるお話の場合も同じです。いい感じに納税しながらキャッシュも残すお手伝いをさせてください。

「今年も均等割りだけで済んだ」 とホッとされている方。意図した結果でなければ危険です。是非すべての状況を棚卸して優先順位をつけましょう。お話をしていただく過程で、  色々と整理されていくはずです。

 


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