PDCAサイクルを回す
昨年の終わりから今年の初めにかけて経営計画について何回か書いてきました。
当然のことながら経営計画 を立てたら実行に移さなければ意味がありません。
そこで決められた行動計画が実行されていなければゴールに到達することはできないのです。
また、経営計画はあるべき目標(ゴール)の設定であり、こう行動すればゴールに辿り着けるという仮説に基づいています。
この仮説が間違っていたらゴールに到達することは難しくなります。
従って、きちんと行動計画が実行されているか、仮説が間違っていないか、すなわち計画と現状のギャップ(課題)を検証しておく必要があります。
行動計画が実行されていないのであれば、行動計画の実行を阻害している要因を取り除かなければいけませんし、仮説が間違っていたらそれを修正するか場合によっては新たな仮説を立てていくことも必要になるでしょう。
そして、修正された行動計画・仮説を実行に移していくのです。
このようないわゆるPDCAサイクルを回していくことがまさに経営なのだと思います。
だいたい月単位でこのサイクルを回していることが多いのではないかと思いますが、週単位で回している会社もあります。
PDCAサイクルを回すスピードがまさに経営のスピードだと思うのです。
そしてPDCAサイクルを回すスピードを上げるためには、数値情報が検証のタイミングで把握できていることが必要です。
これを可能にすることは先月お話しした会社の体質を強くすることなのです。
私たちもお客さまがPDCAサイクルを回していくためのサポートをこれから積極的にしていきます。
さて自分のところはしっかりできているかな…?
株式会社LR小川会計 代表取締役 小川 泰延
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