高校生のインターンシップ体験報告に感動

平成 24 年 10 月4日川崎地区県立高校のインターンシップ体験発表会を聴いてきました。

13 校14 組の発表は内容が年々充実してきており、生徒諸君の感性に驚きました。今年は159事業所に616名の生徒が参加しました。男女比は男子2割、女子8割と女子の割合が圧倒的に多いのが例年の特徴です。発表者は男子2組、女子 12 組で大部分が1・2 年生でした。

組別では菅高校の生徒さんの「高校生の私が見る特別支援教室(菅小学校)」が圧巻でした。特別支援教室は障害者が通う学級です。交通ルールをめぐり、この教室で展開される児童たちの行動から、純真にルールを守る姿勢に感動したことや、お互いに助け合う空気に触発されたことを、笑顔で出席者に向かって語りかける姿は見事でした。

大部分の発表者に共通することは、仕事の厳しさ、達成感を体感できたことでしょう。保育園、幼稚園、小学校では園児、児童たちから頼りにされて、自分たちも成長していくことに気づいています。一般企業では指導してくれた方々から、社会人としての基本を素直に学んでいます。

生涯で最も感受性の強い高校生にとって、環境の異なる2~3日の体験は、貴重な財産となることでしょう。発表の仕方にも多くの工夫がありました。大部分の発表にパワーポイントが利用されています。5分間という制約のなかで、参加の狙い・目標、成果をコンパクトにまとめていました。

残念ながら原稿から目を離して語りかける発表はまだ少数でした。今後の工夫・改善を楽しみにしています。

 


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