情報ビジネスって何を売っているの?
個人ホームページの広告掲載やオークションで副業収入を得ているというサラリーマンが増えています。
いずれは本業にしたいという独立起業志向の方から、立ち読みしたインターネットビジネス関連の本を読んで広告掲載手数料ビジネスを始めたという方まで様々だと思いますが、このインターネット上での商取引収入に対する所得税課税を厳しく監視するという業界新聞の記事を見かけました。
フリーターから情報ビジネスに入り、一年余りで年収1億に届くような伝説の若者もいますが、一年間に20万円を超える収入を得る人がかなりの数でいるのですから、大多数の無申告を放置しておけない、というわけでしょう。
何を売って商売をしているのかというと一年前は電子ブックスという情報販売が主でした。
ネットショップの繁盛マニュアル、プロの技術・知識を一般的に解説したものなど主に文章化してPDFファイルで販売するものです。1冊3千円前後から数万円を超えるものまで様々です。
最近はそれも売れるもの、まったく売れないものと明暗が分かれてきたようです。
自分が買ったノウハウ集を手直しして出したようなオリジナリティのない、質の低いものは購買を煽るような仕掛けをいくら作ってもユーザー評が厳しく、売れなくなっていくので、ここも競争原理に支配されていくものなんだと感じました。
ある検索エンジン対策セミナーに出た同僚が思わず漏らした一言。
「マルチビジネスか宗教の集会のようでした。」
言われてみれば、その通りかも!このノウハウは売れるという評判が立つと藁をもすがる思いでセミナーには売れない人が集まり、仲間同士でノウハウを買ってバランスが取れるという市場が情報起業を支えているのかもと思った瞬間でした。
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