MGを楽しむ経営者は人間大好き!!
小川税務会計事務所では、職員研修にMGを採用してすでに17年(300期)経過した。西先生がMG研修のなかでいつも解説しておられる楽しいMG、全員経営について考えてみたい。
MGは楽しくなければならない
西先生はMG研修では「MGを楽しむ経営者は人間大好き」とは一言もおっしゃっていない。それどころか、経営者は必ずしも人間大好きではないかもしれない。佳恵先生はご自分のパートで「MGは楽しくなければならない」と必ず解説する。高邁な経営者像を語るでもなく、淡々とゲームに臨む姿勢を語るのみである。たくさんお客さまが参加されてはじめてみえてきた大切な視点である。
大切なのはコミュニケーション
現実の経営は、自分だけでは成り立たない。外に向かっては市場があり、お客さまがある。内向きでは株主や社員の存在がある。範囲を広げなくても当事者間の良好なコミュニケーションはお互いのしあわせに繋がる。
MGでは6人のゲーム仲間のコミュニケーションは、取引を活性化し参加者のやる気を引き出す。どうやって売上を伸ばすか、自分の考えだけではなく、教わりながら試行錯誤を繰り返すことができれば、MGはもっと楽しくなる。
ルールに則り、楽しく、時には市場原理よろしく厳しくゲームを進行するプロセスは現実の経営そのものである。そこには仲間6人の人間模様を映し出し、経営者の人間性を軽く揺さぶってくれる。
たまには裸になって
MGはやはりゲームである。価格競争の厳しさ、スピード、戦略の優劣を思い知らされる。競争心をあおられ、優越感、時には屈辱感を味わうことになる。経営者は常にトップにいる。即決即断の毎日である。たまには(ゲームの中で)ご自分の立場をリセットして裸の自分を映し出してみるのも良いのではないか。
めざすは全員経営
経営者は全員が人間大好きとはかぎらない。しかし経営者・ゲーム参加者には人間大好きであってほしいし、MGは仲間とのコミュニケーションを良くしてほしいと願って作り上げられている。MGの提唱する「全員経営」はまさに人間大好きな経営者の目指すところである。
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