税金って何?

今年も確定申告が終わりまし た。確定申告があるこの時期は皆さんが一番税金を意識される時だと思います。

「お客さまにとって税金って何だろう?」 こんな問いかけをよく採用時の面接時に応募者に投げかけています。

返ってくる答えは様々です。「国民の義務」「払わなければいけないもの」「行政から受けるサービスの対価」 etc.

私は、お客さまにとって税金というのは、事業を行う(その他経済行為を行う)上でのコストだと思っています。

例えば従業員に支払う給料と同列のものだと思います。私たちの仕事は、第一に、お客さまにとってのコストである税金を計算して税務署等への申告をお客さまに代わって行うこ とです。

また、税コストの削減のお手伝いをすることも私たちの仕事です。いわゆる節税対策のお手伝いです。 税率の差( ex. 法人と個人)や税制の優遇措置の活用等を検討していきます。

それから、経費を掛けるタイミングをコントロールすることで税金を支払うタイミングをコ ントロールするというのも、本来の節税対策ではありませんが、いわゆる節税対策の一つです。

節税に関して時々お客さまにお話しすることがあります。 「経費を増やせば税金は安く なりますが、安くなる税金は掛けた経費の何割かに過ぎません。必要ない経費を掛けて税金を下げても外に出ていくお金は多くなってしまいますよ。」と。

そして、税金に関しての私 たちの最も重要な役目が、コ ストである税金を事前に予測し、お客さまの次の行動の意志決定の判断材料を提供することです。 コストがわからないと行動を起こすかどうかを含めて判断が下せません。私たちは税の専門家として税金というコストを予測してお客さまが取るべき行動の意志決定を下していただけるようにすることが一番大切だと思っています。

何か大きな投資をするような時は、ぜひ事前にご連絡をいただき税金というコストを把握した上で決断を下していただきたいと思います。

 

LR小川会計   代表取締役 小川 泰延

 


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