キャッシュレス決済による納付

新型コロナウイルスの拡大により、人との接触を避けるための対策として、コンビニや金融機関の窓口に行かなくてもパソコンやスマートフォンから手続きをすることができる、非対面での納付、また効率的で便利な納税方法のニーズが高まっています。今回は国税と地方税それぞれの納付手続きについてご紹介していきます。
◆国税では次の方法で納付手続きをすることが出来ます。
❶振替納税
納税者名義の預金口座からの引落しによる納付(個人事業者のみ)
❷ダイレクト納付
e-Taxにより申告書を提出した後、納税者名義の預金口座から即時又指定した期日に引落しによる納付
❸インターネットバンキング等からの納付
インターネット、ATM等による納付
❹クレジットカード納付
インターネット上のクレジットカード支払機能を利用し国税庁が指定する納付受託者へ立替払いを委託することによる納付
※1回の手続きで1,000万円未満かつ利用するクレジットカードの限度額内となっており、決済額に応じて手数料がかかります。
※❷~❹については全ての税目に対応
◆地方税でも次の方法でキャッシュレス決済で納付をすることが出来ます。今回は川崎市についてご紹介します。
❶口座振替納付
指定の金融機関の口座からの引落しによる納付
❷クレジットカード納付
クレジット納付サイトより納付書記載の納付用番号を入力することによる納付
※一件あたり100万円未満が限度
※決済額に応じて手数料がかかります。
❸モバイルレジによる納付
コンビニ収納用バーコードを読み取りインターネットバンキングより納付
❹スマートフォン決済アプリ
PayPayやLINEPayのチャージ金額より納付
※納付書一枚あたり30万円以下が限度
❺地方税共通納税システム
複数の地方税の納付手続きをインターネットより一度に行うことが出来る納付
※❶、❷について市民税、県民税、固定資産税、軽自動車税に対応
地方自治体によっては対応していないキャッシュレス納付手続きもあるため、納付をする場合は確認が必要です。

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