経営のための会計へ
PPP〈ぴっかぴかプロジェクト〉No.6
◎初心にかえる

第一回で述べた「会計法人として自立する」の具体的な目標は「税金のための会計から経営のための会計へ」です。これを言い始めてから結構な時間・年月が経ちます。言うは易しいが実行は難しいものです。草創期の会計事務所のイメージが抜け切れていないからと考えています。
◎事業・経営の原点
事業の経営管理は公私を区別すること、家計と事業の出納を区別すること、日々現金出納の帳尻:残高を合わせることから始まります。
新生事務所としての仕事の第一歩はお客さまに「現金出納を記帳・管理し、日々の現金残高を確認する」ことを指導し、確認するところから始めることとしました。
◎現金有り高の確認
お客さまには現金有り高の確認をして、日々、「現金有り高表」を記入していただき、私たちは月々お伺いしたときに確認させていただくことにします。
現金有り高の確認は冒頭にも書いた通り企業経営・会計帳簿の正確性の原点です。
◎「お客さまの現場で」完了
経営情報を翌月預かり整理し、その翌月に報告していては、最速でも翌々月となり、すでに古い情報となってしまいます。
このようなことを避けるために、現場で整理が終わったら、概略が判るようにしたいと考えています。そのためにはお客さまの現場で仕事をする、できるようにすることだと考えています。
◎CAC業務
もちろん、会計事務所としてお客さまから期待されている経営相談・指導や経営コンサル、M&Aなど高度な相談指導も大切な業務です。
「経営のための会計」の究極のお客さまサービスは、正確な会計・経営情報をベースにして、お客さまの悩みごと、困りごとの相談や、解決への取り組みなどのお役に立つことです。
これらについては「CAC業務」
①「C=カウンセリング」
②「A=アドバイス」
③「C=コンサルティング:コーディネート」
としてお客さまの要望に応えられるようにしてまいります。
LR小川会計グループ
代表 小川 湧三)

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