平均寿命と健康寿命
2020年、新型コロナウイルスが流行し、今だ終息の兆しが見えない中、今年ほど、健康の大切さ、心身とも穏やかに過ごす日々の大切さを身に染みて感じた年はないと思います。
私たちの寿命は延び続け、人生100年時代と言われている昨今、これからの生活をどのように過ごしていけば良いのでしょう。
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★平均寿命の推移
1903年
男性43.97歳 女性44.85歳
1950年
男性58.00歳 女性61.50歳
2000年
男性77.72歳 女性84.60歳
平均寿命とは0歳から何歳まで生きられるかを統計から予測した「平均余命」、一方で自立した生活を送れる期間を「健康寿命」と言い、この差はどのくらいあるかご存知でしょうか?
2001年平均寿命男性78.07歳、健康寿命69.40歳その差は8.67年。
女性は84.93歳に対し健康寿命は72.65歳その差は12.28年でした。
2013年では男性の平均寿命80.21歳に対して71.19歳その差は9.02年。
女性は86.61歳に対して74.21歳でその差は12.40年となり、その差は拡がってきています。介護や支援が必要になってから亡くなるまでに男性は約9年、女性では12年もの時間があることになります。
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介護や支援が必要になる主な原因は運動器障害・認知症・脳卒中・高齢による衰弱などがあげられます。
平均寿命と健康寿命の差を埋めるためには筋肉・関節・骨などの運動機能を維持することが大切です。ハードなトレーニングではなく、散歩を重ねたウォーキングや簡単なストレッチ、階段を意識して使うなど、日常生活の心がけで行えます。
また、認知症予防のために、脳を積極的につかって活性化させ、知らなかったことを学び直す、読書をするなどの知的活動や、絵や俳句を作ったりするなどの創作活動は脳にとっても、精神面にとっても、好影響を与えられます。
そのような肉体的・精神的な毎日を支えるのは食事と睡眠です。バランスの良い食事と質のよい睡眠が大切です。
自分らしい生活スタイルを維持できるよう今日から心掛けてみてはいかがでしょうか。

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