「ユーティリティー・プレイヤー」
プロ野球も開幕して、スポーツをやるにも観るにもいい季節になりました。

スポーツ(特に球技などのチームスポーツ)では「ユーティリティー・プレイヤー」(複数のポジションをこなせる選手)と呼ばれる選手がいて、重宝されます。
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では、なぜ「ユーティリティー・プレイヤー」が重宝されるのでしょうか?
それは、「ユーティリティー・プレイヤー」がバッファ(=余裕)として機能するからだと思います。
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どのチームでも、レギュラー選手全員が1シーズンをケガや故障せず欠場することなくフル出場することはそうそうありません。
疲労が溜まれば休養させることも必要になります。
レギュラー選手が欠場せざるを得なくなったときは当然代わりの選手を出場させなければいけません。
つまり、チームとしては、レギュラー選手の欠場という(不測の)事態(≒リスク)に備えて、各ポジションにレギュラー選手に代わる選手を用意しておく必要があります。
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ただ、全てのポジションにレギュラー選手の(全く同じレベルとは言わないまでも)穴を埋めてくれる選手を揃えることは、現実には大変なことです。
そんな時にポジションに関係なくレギュラー選手の穴を一時的に埋めてくれる「ユーティリティー・プレイヤー」がいてくれたら、チームとしては助かりますよね。
「ユーティリティー・プレイヤー」は、レギュラー選手の欠場というリスクを吸収するバッファ(=余裕)として機能しているのです。
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「ユーティリティー・プレイヤー」と似た言葉で「オールラウンド・プレイヤー(オールラウンダー)」という言葉があります。
個人的には、「オールラウンド・プレイヤー」はその人の能力に焦点が当てられている(「なんでもできる人」)のに対して、「ユーティリティー・プレイヤー」にはバッファのニュアンスが込められているように感じます。
株式会社LR小川会計
代表取締役小川泰延
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