試行錯誤
今年の確定申告も無事に乗り切ることができました。
今年の確定申告では目標を設定し、それに向けてトライ しました。
スタートダッシュはできましたが、残念ながら組織全体としては目標を達成できませんでした。
スタッフは毎日頑張ってく れていたと思いますが、スタッフの頑張りに頼ることには限界がありますので、各工程を見直して来年は全体として目標が達成できるように確定申告のプロジェクトチームのメンバーと仕組みを作っていきたいと思っています。
こういったプロジェクトに限らず、この次はこうやってみようと試してみることです。
よく最初から完璧に形を整えてからでないとやらないケースが見受けられます。
今想定しうることは洗い出し、それに対する準備をできるだけ整えて実行に移すことは大事ですが、すべての課題に対する正解を得てからスタートしようとしたらいつまでたってもスタートできないでしょう。
仮に全ての課題をクリアしてスタートしたとしても、ス タートした瞬間にその仕組みの陳腐化は始まっています。
周りは日々変化しているのですから。
基本的にはどんな仕組みにも「こうしたら」「こうなる」 という仮説が含まれているものです。
その仮説が正しいかどうかは実際にやってみないとわからないのです。
「まずはやってみる」、そして修正していく。
こうした試行錯誤を繰り返していかなければ成長していけないのです。
この原稿を書いている時期は例年4月の新年度からの取り組みをまとめている時期です。
今年の私自身の中での大きなテーマは「粗利(売上)アップ」、「増販増客」という会計事務所がなかなか取り組みができていないところです。
私も「できる」「できない」 よりも、「まずやってみる」 から始めていろいろ試行錯誤 していきます。
株式会社LR小川会計 代表取締役 小川 泰延
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