介護福祉施設による土地の有効利用

第261回 財産承継研究会

介護福祉施設による土地の有効利用

セントケア・ホールディング株式会社マーケティング部
部長 山本 知克 氏

介護保険制度の進展と高齢化に伴い、介護サービスの需要が高まって来ています。

近年の介護保険制度の改正によって、地域密着型サービスが創設されました。この制度は、要介護者の住み慣れた地域での生活を支えるため、身近な市町村の特性に応じた多様で柔軟なサービスを提供する制度です。

当社では、小規模多機能居宅介護、デイサービス、ショートステイ、グループホームなど、あらゆるニーズに合った施設を運営しています。小規模多機能居宅介護は、「通い」を中心として、要介護者の様態や希望に応じて、随時「訪問」や「泊まり」を組み合わせてサービスを提供する施設をいいます。グループホームは、認知症の高齢者が共同で生活する住居で、食事・入浴などの介護や、支援・機能訓練が利用できます。

これらの施設は、いずれも市町村がサービス事業者の指定、指導・監督権限をもち、公平・公正透明な仕組みとなっています。市町村の管理により、競合他社が増えないこと、補助金の対象であり初期費用の軽減が出来ることが特徴です。

日本では、さらに高齢化が進み、高齢化率は2010年の23・1%から2030年には30%を超えると予想されます。2030年の高齢者人口増加率(推計)は全国で24・7%、神奈川県においては39・1%と全国平均を上回り、ますます介護福祉施設の需要が高まることでしょう。

 

♥ 次回の財産承継研究会の開催日 ♥

2010年8月27日(金) 18時30分~20時30分

☎044-811-1211(渡部・駒まで)

お申し込みは こちら

 


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