賃貸住宅の新しいカタチ「シェアハウス・ゲストハウス」
第260回 財産承継研究会
賃貸市場が冷え込む中、見知らぬもの同士がひとつ屋根の下で暮らす「シェアハウス」と呼ばれる物件が最近若者の間で人気が出てきているようです。今回は、個人の自宅や空いてしまった社宅・独身寮等を再利用する不動産の有効活用のご紹介をします。
賃貸住宅の新しいカタチ「シェアハウス・ゲストハウス」
講師
栄進商事株式会社 遠藤 栄一 氏
シェアハウスって何?
自分のプライベートスペースを確保しながら、キッチン・お風呂・トイレ・リビング等をシェアすることでゆとりのある暮らしができる住まいです。「おかえり~」という声に迎えられる安らぎのある平成の長屋的な住まいともいえるでしょう。
栄進商事管理物件は入居者間のトラブルも管理人が巡回早期解決。共有スペースは専門の掃除業者が入るので掃除当番等の煩わしさも無く快適な暮らしのようです。
入居者にとっての魅力
【簡単】
インターネットで物件の検索・問合せが簡単。【初期費用なし】敷金、礼金、手数料、保証人不要。
【便利】
家電、家具は備え付けなので、身軽に移動できる。
【安全】
共同生活なので、特に女性にとっては防犯面で安心。
【安心】
一緒に暮す仲間がいるので、一人暮らしの孤独感解消。
その他、年齢、性別、業種、国を超えて様々な交流ができ、社会勉強の場ともなり、社会人としてのルール・マナー・協調性が身に付くなど、魅力は金銭面だけではないようです。
特に20代から30代の女性に人気があり、リビングで楽しく雑談、入居者同士でイベント開催。中にはフィットネスルームがある物件や、バーやプールのような豪華は設備のある物件など様々。時代が求める新しい賃貸住宅のカタチが魅力のようです。
経営メリット
【高利回り】
室数が多く取れれば、ワンルームよりも高利回り実現。
【収益の改善】
収益の低下している物件(アパートなど)を改修して再利用。
【高稼働率】
現在まだ物件数が少ないので、入居率は90%以上
【高成長】
今後の成長が期待できる事業。
【管理の手間なし】
管理・運営は専門業者に任せる。(管理委託)
【定期借家契約】
不良入居者への対応や排除が容易。将来の事業見直しもスムーズ。
比較的改修費用を抑えられ、既存の物件のよさを生かせる今回の「シェアハウス」、少し大きめの住まいをお持ちの方、又は寮やアパートの一棟丸ごと空いてしまった物件をお持ちのオーナー様、今後の新たな賃貸住宅のスタイルを検討してみてはいかがでしょう。
♥ 次回の財産承継研究会の開催日 ♥
2010年7月23日(金) 18時30分~20時30分
☎044-811-1211(渡部・駒まで)
お申し込みは こちら
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