MG(マネジメントゲーム)Q&A
LR小川会計グループが人材育成プログラムとしてMGをお奨めするワケを理解するためにマネジメントゲーム開発者・西順一郎氏の著作にある言葉をピックアップ!
MGは筋金入りの本物を作る
100回帳
共通に見られる弊害は、皆、人間が変わるまでやっていない。五期二日間やって、それでよしと思っている。そうではなくて、MGは実は人間改造機であり、頭の中を戦略化、STRAC化、MX化して、ふだん何気なく動いても、その人の判断や行動は、科学経営からして誤まることのない、ところまで持っていくのが、MGを作った者の狙いである。
それなのに多くの企業では、これを二日間ずつ、いかに多くの人間に広げるかだけをやっている。深さを求めていない。ということは、少しも本物が作れない。少数でもいいから、筋金入りの本物を企業内に作ることだ。
人間は、部分努力型では企業を潰す。たえず全体を見、バランスをとり、将来を考えて手を打ってこそ、 将来の安定を得ることができる。
(「MG教科書A」P.99より)
MGは企業教育
◆ MG Q&A 一人経営
Q.MGは、数人がチームになって戦うゲームですか?
A.いえ、違います。MGは純粋に日本で開発されたもので、「一人経営」が大きな特徴です。一人でやるのと、複数でやるのと、どちらが負担か考えてみればわかるでしょう。MGは、一人で意思決定から、ものを買う、作る、売る、研究開発をする、他社を調べる、全部やるのです。おまけに、ゲーム中はそれを全部記帳をし、ゲームが終わったら、“自分”で決算しなければならない。誰も助けてはくれません。誰も、ルールや決算のやりかた以外は教えてくれません。なにしろ厳しいゲームです。反面、これほど自由で、クリエイティブで、これほど楽しい、スリリングなゲームも滅多にないでしょう。眠くない研修、これが参加者皆さんの感想です。
Q.どうして、そのように高負荷になっているのですか?
A.それは残存効果を狙うためです。これまでの研修の中には、やっているときはその気に なっているのだけれども、職場に帰るとモトノモクアミというのが多い。私は、もともと能力開発部門にいたので、その点の反省はイヤというほどあったわけです。 MGは“残存効果“を第一とする研修です。
(マネジメントゲーム 現代の経営教育:P.16より)
◆ MGは万人を強くする
Q.MG研修は、どの層に適しているのですか?
A.この質問が一番困るのです。答えは“全階層”なのです。実際の社長から、ミドル、ロワーや素人まで全部なのです。今までにも、相当な数の社長さんがMGをやられていますし、それなりの経営を見せています。
最も注意したい一点は「X理論」的ものの見方です。「とてもあいつらにはムリだろう、おれにはいいが」これです。これこそ最も忌むべき間違いです。あいつらにはムリだろうというのに当たる人は、社内にはまずいません。
今まで、数万人を研修して、ムリな人は数人でした。つまり一万人に一人くらいしかMGに不適格者はいないのです。これがMGの最大の強みです。
(マネジメントゲーム 現代の経営教育:P.16)
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