「定点観測」
9月から11月にかけては業界のものを中心に研修会の案内が結構送られてきます。

その中で毎年定期的に開催されているもののいくつかについては、あまり興味を惹くテーマがなくても参加しています。
参加する理由はいくつかありますが、その一つは「定点観測」です。
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「定点観測」とは、ある一定の場所(定点)から継続的に事象を観察することです。
同じ地点から観察することで、時系列的な(≒時間の経過に伴う)変化を捉えやすくなります。(以前のものと比較して見ることで過去と現在の差異が見えやすくなります。)
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今の時代は、テクノロジーの進化を筆頭に環境の変化のスピードが以前とは比べものにならないくらい早くなっていて、この変化についていくのは大変です。
私たちは否応なしにこの変化の流れの中に身を置かざるを得ないわけですが、流れの中に身を置いていると、かえって流れ(変化)のスピードや今現在自分がどこにいるのかを見失いそうになることがあります。
そこで、一歩引いて「定点」から眺めてみて変化を捉えてみるのです。
もし、そこで変化を感じたら必要な情報を取りに行けばいいでしょう。
また、代わり映えしないと感じたら(大きな)変化はないことが確認できたということでしょう。
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何を「定点」にするかは、人それぞれ決めればいいと思います。
定期的に行われているイベントでもいいでしょうし、(自分がその行動や取り組みを参考にしているような人がいるなら、その)人と会うということでもいいでしょう。
私は(よく東京ビッグサイトや幕張メッセなどで開催されている)「〇〇展」のような展示会のいくつかをそんな定点観測の場にしたりしています。
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実は私たちは日常の生活で無意識に「定点観測」していると思います。
ちょっと意識して「定点観測」してみてはいかがでしょうか。
株式会社LR小川会計
代表取締役 小川泰延

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