ガソリン暫定税率廃止
令和7年12月末、50年以上続いてきたガソリン暫定税率がついに廃止されました。これにより、ガソリンにかかる税が1Lあたり25.1円軽減されることになりました。皆さんは実感されているでしょうか。
〇ガソリン税とは
ガソリン税とは、その名の通りガソリンに対して課される税金であり、課税額は暫定税率も含めて1Lあたり53.8円でした。その内訳は、以下の通りです。
⚫︎揮発油税(国税):24.3円/L
⚫︎地方揮発油税(地方税):4.4円/L
⚫︎暫定税率による上乗せ:25.1円/L
〇暫定税率導入の背景
ガソリン暫定税率は、1970年代の道路整備財源確保・オイルショックによるエネルギー価格の高騰を理由として導入されたものであり、当初は時限的措置として位置づけられていました。しかし、エネルギー・財政状況の変化を理由として延長を重ね、結果として半世紀近く存続してきました。
〇ガソリン税以外に含まれている税金
ガソリン代に含まれている費用は、ガソリン本体価格とガソリン税だけではなく、石油税と消費税も含まれています。
◇石油税(石油石炭税+温暖化対策税)
石油税とは、原油や石油製品に対してかかる税金であり、課税額は以下の通りです。
⚫︎石油石炭税:2.04円/L
⚫︎温暖化対策税:0.76円/L
◇消費税
ガソリンにも消費税がかかっており、税率は10%です。なお、ガソリンではガソリン税や石油税も含めた金額に消費税がかかっています。
〇企業・消費者への影響
暫定税率廃止によって、ガソリン価格は理論的に1Lあたり25.1円の引き下げが見込まれます。これにより、個人消費や物流コストの低減が期待され、消費者の負担軽減や企業のコスト圧縮につながるでしょう。

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