管理会社だからできる賃貸物件のトータルコーディネート
第413回 ロングリレーションズ倶楽部
テーマ:
管理会社だからできる賃貸物件のトータルコーディネート
講師:
住友林業レジデンシャル株式会社
法人営業部 リーダー 本多 将平 氏
技術統括部 サブリーダー 齋藤 さくら 氏
今回は、賃貸管理会社が提案する賃貸物件のトータルコーディネートについてお話を伺いました。
◇外部改修工事について
外部改修工事とは、建物を維持するために必要な工事になります。
まずは、現状の建物がどのような状態にあるかを診断し、建物の部位ごとに数値化などをした建物診断書の作成から始まります。
管理会社で外部工事を行うメリットとしては、管理会社目線による入居者のターゲットに合った提案、工事金額と家賃収入のバランスを考慮した提案、などが挙げられます。
◇エントランスリノベーション工事について
エントランスリノベーション工事とは、エントランス回りの印象をアップすることで、付加価値アップのための工事になります。
◇室内リノベーション工事について
原状回復工事とは、新築時に近い状態に戻す工事になりますが、リノベーション工事とは、付加価値を高めて改修する工事になります。
現代のニーズに合わせた間取りや設備、デザインを取り入れ、性能・価値を高める工事となるため賃料を上げることができます。
管理会社が、内外装改修工事を行うことのメリットとしては、家賃保証にも対応可能とのことで、安心して工事をまかせることができることです。
管理戸数の多い管理会社には、スケールメリットがあり、管理料の引き下げによるキャッシュフローの増加も期待できます。
ただし、管理の内容を良く吟味する必要はあります。
まずは、セカンドオピニオンとして、お話を聞いていただくことをお勧めいたします。

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