マナーは人柄をあらわす
特集・職場を ❀ はなまる ❀ にするマナー
~ マナーは人柄をあらわす ~
コミュニケーションの基本
季節は春、新年度の始まりです。新入社員を迎えたり配置転換があったりと職場環境が変わる時期でもあります。
新生活の始まりにあたり、コミュニケーションとビジネスマナーについて考えてみたいと思います。ビジネスマナーといえば、挨拶、敬語、身だしなみ、電話応対、名刺交換などが思い浮かぶと思いますが、そもそもなぜビジネスマナーが必要なのでしょう。マナーのもつ意味とは何か、マナーを身につけることでどのような違いがあるのかを考えてみましょう。
ビジネスマナーの基本とは
ビジネスの場で、言葉づかいがきれいにできている人は、社会人としての基本が身についていることが分かります。身だしなみや立ち居振る舞いを整えている人は、仕事に取り組む前向きな姿勢があらわれます。環境によって服装や振る舞いの違いはありますが、どのような職場であっても丁寧で清潔感のある人物が好まれ、基本のマナーはどのような仕事でも通用します。
ただし、それだけが正解ではありません。仕事の場ではいろいろな相手と接します。社内か取引先か、年齢が自分と近いか離れているか、初対面かよく知っている相手か、など対象は様々です。相手が誰であってもお互いに心地よく過ごすためには、相手のことをよく考えることが大切です。
マナーは人柄をあらわす
マナーはその人の印象を左右します。それは言葉づかいだけではなく、言い方や態度にもあらわれます。一方的な話し方では、話の要点が掴みづらく重要な点が伝わりません。また自分の話ばかりで相手の話を聞く余裕がないと、不安や不満を共有することができません。相手の反応をよく見て、内容が伝わっているか、質問や要望を言いやすいか、など考えながら話すことが大切です。
話をしていて心地よいと感じる人には、その人自身に魅力と信頼感があり、これからもこの人に関わりたいと感じます。その人柄に惹かれて多くの人が集まります。
マナーの評価は他人がするものです。ほんの少しの表情や言い方の違いで印象が大きく変わります。まずは行動を意識してみてはいかがでしょうか。
思いやりを形に
仕事に対する姿勢や相手に対する思いやりが形となるものがマナーです。ビジネスの場にふさわしい態度で相手とコミュニケーションをとることができてこそ、ビジネスパーソンとして成熟しているということでしょう。
目に見えない「敬意」「思いやり」の気持ちを言葉や態度で表現することで、お互いに幸せな気持ちで過ごすことができます。いつでも周囲への思いやりの気持ちを持って仕事に取り組んでいきましょう。

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