世界の高層木造建築
海外通信 NO.114
2025年4月に開催される、大阪・関西万博会場のシンボルとなる「大屋根リング」は、美しさとスケール感、存在感のある建築デザインであり、世界最大級の木造建築として注目を集めています。
今回は、高層ビル建築においても注目されている「木造建築」について世界の状況をご紹介します。
木造高層建築が増えている背景には、環境問題への意識の高まり、木材の技術革新があげられます。
2023年の林野庁データによると、3階建以下の低層住宅の木造率は82.6%、低層非住宅建築物の木造率は14.7%、中高層建築物の木造率は住宅・非住宅ともに0.1%以下でしたが、中高層木造建築物の床面積は対前年比で増加しており、過去10年間増加傾向で推移しています。
住友林業では、「W350計画」として創業350周年を迎える2041年に、⾼さ350m70階建の⽊造超⾼層建築物の実現を意欲的に取り組んでいます。海外の木造高層住宅には、日本の大手デベロッパーもかかわっており、国内ではその経験を活かした木造高層マンションが注目を集めることでしょう。
❖ カナダ バンクーバー:
ブリティッシュコロンビア大学 学生寮 「ブロック・コモンズ」18階建 2017年完成
❖ ノルウェー ブルムンダル:
複合ビル「ミョーストーネット」18階建 2019年3月完成
❖ オーストラリア メルボルン:
複合ビル「T3コリンウッド」15階建 2023年完成
❖ 銀座:
複合施設「HULIC &New GINZA 8 」12階建 2021年10月完成
❖ 札幌:
ホテル「ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園」11階建 2021年10月完成
❖ 横浜:
次世代型研修施設「Port Plus」11階建 2022年5月完成
【今後】
❖ オーストラリア:
「アトラシアン・セントラル」 39階建 2026年10月完成予定
❖ 日本橋:
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