一年の計は元旦にあり ~新年へ向けた経営の羅針盤~
【令和6年もあとわずか】
古来より「一年の計は元旦にあり」と言われます。新年を迎え、新たな目標を掲げ、計画的に一年を歩むことの大切さを示すこの言葉は、経営においてもまさに金言と言えるでしょう。年末は、慌ただしい日々を送られることと思いますが、「来年の羅針盤」となる経営計画、財務計画を策定することが、令和7年への重要な一歩となるのではないでしょうか。
【令和6年のふりかえり】
計画には過去の実績を冷静に分析し、そこから得られた知見を未来へと繋げる作業が不可欠です。今期の売上高・利益・キャッシュフローといった数値を精査することで、強みや弱み、改善すべき点が見えてくるかもしれません。単純に数値を見るだけでなく、市場環境の変化や競合状況なども考慮に入れ、その要因を深く分析することが重要です。
【令和7年を想像し描く】
その分析結果に基づき、来期の計画を具体的に描いてみてはいかがでしょうか。計画には、売上目標、コスト削減目標、投資計画、資金繰り計画など、様々な要素が含まれます。漠然とした目標ではなく、具体的な数値目標を設定し、達成のためのロードマップを明確に描くことが大切です。
【財務計画のすすめ】
特に、資金繰り計画は経営の生命線です。計画的に資金を調達し、適切に運用することで、事業の安定的な発展を確保することができます。金融機関からの融資を検討する際には、計画の精度が非常に重要になります。
当社では、現在の実績から金融機関目線の格付評価を利用した『財務支援プログラムF+』にて財務改善・資金繰り改善計画策定の支援をご提供しております。
このプログラムでは、単なる数値分析にとどまらず、金融機関が融資判断を行う際に重視する指標を分析し、信用保証システムから偏差値を出し評価に用います。改善計画を策定し、その計画を実現することで、金融機関からより有利な条件での融資獲得や、事業拡大のための資金調達に繋がる可能性が高まります。
【新年を迎えるにあたり】
この機会に、ぜひ経営計画、財務計画を描いてみて頂ければと思います。支援プログラムにご興味をお持ち頂けましたら、お気軽に担当者へご相談ください。
来る新年が皆様にとって実り多い一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

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