“築20年” からのアパート・マンション経営 “成功” の秘訣!
第406回 ロングリレーションズ倶楽部
テーマ:
『“築20年”からのアパート・マンション経営“成功”の秘訣!』
~築古でも“入居率95%超え”を誇るプロの知恵~
講師:
株式会社 市萬
代表取締役 西島 昭 氏 他
今回は、「建物の長期活用」についてお話しを伺いました。
❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖
1 これからの賃貸経営とは
賃貸不動産オーナーの皆様は、所有している建物をあと何年活用するお考えでしょうか?
立地だけでは空室は埋まらない、賃料の下落等々、古くなった建物についてお悩みのオーナー様の一般的なお考えは「売却」又は「建替え」などではないでしょうか。
しかし、これからは「売却」又は「建替え」ではなく、建物を長期活用する時代になっています。
2 建物は長期活用の時代に
これまでは、「古くなったら新しいものに建替えるのが当たり前」の時代でした。
それは、不動産業界の主導権が「建築会社」にあり、「建物の長期活用」について議論してこなかったためと考えられます。
賃貸経営の収支に大きく影響する「建物長期活用」は、今後の重要なテーマとなっています。
3 賃貸経営を取り巻く環境の変化
賃貸住宅の建築戸数はバブル期以降、新築戸数が減少しています。
要因として家賃の下落、建築費や人件費等の上昇等の影響が考えられます。
入居者の物件選びの変化として、家賃・間取りなどを重要視し、築年数に対しては、あまり重要視されていないという統計が出ています。
耐用年数の考え方については、「法定耐用年数」の他、実際に建物が老朽化して利用できなくなるまでの年数として「物理耐用年数」・「市場耐用年数」があり、木造で60年、RC造で80年と「法定耐用年数」以上の年数となっています。
4 建物長期活用のポイント
ポイントとしては、建物劣化に応じた計画的な「修繕」の実施、「改良」による入居者へのニーズの対応の2つがあげられます。
古くなったら建替え?売却?から、「建物長期活用」を検討してみてはいかがでしょうか。

神奈川県川崎市で税理士・社会保険労務士をお探しなら
経営者のパートナーとして中小企業の皆さまをサポートいたします

““築20年” からのアパート・マンション経営 “成功” の秘訣!” に対して1件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。