本との出合い

読書の秋ですが、皆さん、最近本を読みましたか。

「最近の若者は本を読まない」そういわれて久しく経ちます。活字離れ、読書離れが進み、約6割を超える人がひと月に一冊も読書をしない統計も出ているそうです。

また、街中ではここ数年、本屋の閉店が目立ち、電車内でも本や新聞を読んでいる人を見かけることがなくなり、今やほとんどの人がスマホを触っています。

将来、電子書籍が台頭し、紙の本は完全に無くなると予想された人もいますが、売上高で比較すると、紙の本が約7割を占め圧倒的に売れているようです。

今回は、読書の大切さや電子と紙のそれぞれの良さや、楽しみ方など、ご紹介したいと思います。

まず共通して言えることは、本からの学びによって、知識や情報の深堀りをしたり、その幅を広げたりできることです。時には、これまでの自分の思い込みが覆されるような発見もあります。また、心に響くような書物を読みたい、世の中の情報を得たいなど、「もっと知りたい」という気持ちも満たしてくれ、固執していた考えに斬新なアイデアが生まれるかもしれません。

さらに、語彙力を高め、共感力や創造力が養われ、継続的に読書をすれば、脳を常に刺激し、脳トレをしている状態にも繋がり、頭の回転も速くなるようです。さらに見える世界も広がり変わって見えてくるようです。

紙好きの方は、本を持つと、紙の手触りやインクの匂いやページをめくる感覚など、紙ならではの愛着が湧き、さらに勉強や参考書を読む際にはマーカーや付箋を貼るなど、目的がある場合に向いていると言われています。

反対に電子書籍は、携帯性が高く品切れもなく読みたい本をその場で手に入れ、タイミングを逃さずに読めるため、読書のハードルが下がる効果があると言われています。

このように、紙と電子書籍には、それぞれ一長一短あるようです。

読書の秋、未開拓の良書に出合う楽しみを抱いて、図書館や書店に足を運ぶのもよいものです。思わぬ出合いが今の生活に色を付けてくれるかもしれませんね。

 

税理士法人LRパートナーズ
代表社員 所長 小関 和夫

 

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