お客さまの声一問一答(第3回)
第3回
Q
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A
その二
経費対策・節税対策
B 多額に納税されて税金の使い方に疑問を感じられておられる方
C 経費対策を求められる方
についてお答えいたします。
1 節税対策(法人化)
個人事業から法人化すること自体が大きな節税対策となっています。
法人化したら法人にお金を残すようにしましょう。法人で税金を納税しなければお金は残りません。法人にお金を残すことは相続税対策としても極めて有効です。
10万円節税しようとすると経費を40~50万円支出しなければなりません。節税してキャッシュを10万円増やしたい、そのために40万円~50万円を使う。何か矛盾していませんか。無理して節税する必要はないと考えています。
2 経費対策
経費は「無駄遣いするな!」が原則です。次に事業は利益が出て初めて継続することができます。節税を意識した経費の使い方は以下6つの視点でチェックしましょう。
①BCP:事業継続プランにかなっているか。
⑴ 事業リスクに備える損害保険、倒産防止共済掛金
⑵ 経営者の死亡リスクに備える生命保険、生命共済掛金
⑶ 社員の退職共済掛金など利用しているか
②RBY(※):経営戦略に従って支出しているか。
⑴ 市場開拓、マーケティングのための費用
⑵ 研究開発のための費用
⑶ 継続的な社員研修、社員教育など経営戦略のための費用が十分か
③優遇税制にかなっているか
(優遇税などについてはほっとタイムスで紹介しております。ご覧ください)。
④理にかなった「利益の繰り延べ」になっているか
(時々過激な利益繰り延べプランが関係業者から提案されることがあります。その時は是非お知らせください)。
⑤次年度予定支出を今年度に繰り上げられるか。
⑥不良資産があれば整理する。
(※)RBY= 経営シミュレーション「戦略MQゲーム(MG)」の戦略チップのこと。
R = Red(赤チップ)広告宣伝
B = Blue(青チップ)研究開発
Y=Yellow(黄チップ)教育
(戦略MQゲームは㈱西研究所の登録商標です)
LR小川会計グループ
代表 小川 湧三

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