特集・職場を❀はなまる❀にするマナー

~俯瞰(ふかん)の目~

謙虚な気持ち

マナー

季節は春、新年度のスタートです。新入社員を迎えたり、異動や転勤で職場のメンバーが変わったり、気分の一新する職場も多いことでしょう。新入社員のハキハキした挨拶や緊張している姿には、毎年心が洗われる気持ちになるものです。そんな彼らのお手本になれるよう、謙虚な気持ちで自身を見つめ返したいものです。

俯瞰の目

一緒に仕事をしていて気分が良いと感じる人とはどんな人でしょう。礼儀正しい人、いつも笑顔の人、話しかけると気持ちよく返事をしてくれる人、などが思い浮かびます。そのような人は「マナーが身についていて、さらに臨機応変な対応のできる人」といえるでしょう。マナーの知識だけにとらわれず、相手を尊重できるということは、自分本位ではなく相手の立場に立つという「客観的な視点」を持っているということです。

反対に、周囲への配慮がなく自分勝手に振る舞う人は、自分のことしか見えていません。すれ違っても挨拶をしない、機嫌の良し悪しが態度に出るなど、周囲を不快にさせていることに頓着しないのです。

「自分の周囲の人は、気分良く仕事に取り組めているだろうか」「自分の言動で不快な思いをさせていないだろうか」という客観的な視点を持つことは、仕事の場面では大切なことです。俯瞰の目で物事を冷静に見ることで、自分のすべきこと、注意すべきことを第三者の視点で考えることができます。

「ほう・れん・そう」の「お・ひ・た・し」

新入社員向けのビジネスマナーでは、「報告・連絡・相談(ほう・れん・そう)の徹底」を教えます。それに対して、上司・先輩向けの教えとして「お・ひ・た・しで返す」というものがあります。

「お」怒らない:

感情にまかせた怒りは自分本位なもの。相手を思って「叱る」ことが必要。

「ひ」否定しない:

部下の考えをいきなり否定せず意見をしっかり聞き、そのうえで自分の意見を言う。

「た」助ける:

過剰に助けすぎず、部下が自分で考え行動できるようにし、必要なサポートをする。

「し」指示する:

部下が自分で考えて行動できる余地を残し、ルールやゴールなどを具体的に指示する。

日頃から、部下が伺いを立てやすい環境を作ることで、双方からのコミュニケーションが円滑に進みます。「お・ひ・た・し」を実践することで、部下から「話を聞いてくれる」「仕事をまかせてくれる」「困ったときに頼りになる」という信頼を得ることができるのです。

部下から見る上司は、「いつも忙しそう」「なんだか機嫌が悪そう」「どうも話しかけにくい」と敬遠したくなることが多いものです。一方的に「報告が遅い」「相談もなしに勝手なことをして」と怒る前に、まずは自分から行動してみましょう。相手への思いやりは、先手必勝です。

思いやりを形に

目に見えない「思いやり」を行動によって目に見える形にすると、お互いに幸せな気持ちで過ごすことができます。その思いやりの気持ちこそマナーの基本です。いつでも周囲への思いやりの気持ちを持って仕事に取り組んでいきましょう。



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