「一番最初」「断トツのトップ」、ついつい使いがちですが…。

日常の会話等で使われている言葉の中には同じ意味の単語を重ねて表現されている「重言(または二重表現)」があります。その中でもよく使われている「重言」をいくつか挙げていくことにします。

重言

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「一番最初(最後)」
「最」は「一番」を意味しています。
「一番ベスト」
「ベスト」は「最高・最良」の意味です。「一番最初」と似た重言です。
「断トツのトップ」
「断トツ」は「断然トップ」が省略された表現です。
「過半数を超える」
「過半数」の意味は「半数を超える」です。
「すべて一任する」
「一任する」の意味は「すべてを任せる」です。
「まだ未定」「まだ未解決」「まだ未完成」
「未」の意味は「まだ」です。
「約10個くらい」
「約」と「くらい」が重複した意味の表現となっています。
「製造メーカー」
「メーカー」の意味は「製造会社」です。
「○○感を感じる」
「違和感を感じる」「不快感を感じる」「責任感を感じる」等です。いずれも「感じる」の重言です。
「射程距離に入る」
「射程」の「程」は「距離」を意味しています。
「日本に来日する」
「来日」の意味は「日本に来る」です。「アメリカを訪米する」「東京に上京する」も同種の重言です。
「手ほどきを教える」
「手ほどき」は学問や技術の初歩を教えることです。

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重言は一般的には避けなければならない言葉ですが、禁止という訳でもありません。強調することや習慣的に用いられることにより、正しい使い方として許容されていますが、「できることならば避けたほうがよい」という表現が正しいでしょう。


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