経営をデザインする
内閣府知的財産戦略推進事務局より昨年10月『経営デザインシート』が公表されました。
【経営デザインシートとは】
〈ひとことでいうと〉
将来を構想するための思考補助 ツール(フレームワーク)
〈100文字で言うと〉
環境変化に耐え抜き持続的成長をするために、自社や事業の
A 存在意義を意識した上で、
B 「これまで」を把握し、
C 長期的な視点で「これから」の在りたい姿を構想する。
D それに向けて今から何をすべきか戦略を策定する。
〈目的〉
環境変化に耐え抜くためには長期ビジョンが重要
➡環境変化を見据え、自社や事業の「これまで」の理解に基づき「これから」を構想
このようにガイドラインでは案内されています。
【環境の変化】
20世紀は「良いものを作れば売れる」、21世紀は「新技術・新製品でも選ばれないと売れない」、需要と供給のバランスが逆転し、重要な経営資源が製造設備等の有形資産から、知的財産を含むビジネスモデル、データ等の無形資産へシフトするという、大きな環境の変化が起きました。
【「これまで」「これから」】
下図はこの環境の中で10年、20年と経営を続ける、親から子へ、社長から社員へ事業を承継する、もう少ししたら会社を売りたい場合など、企業により様々なステージがありますが中長期的な視点で「これまで」の棚卸しから「これから」を構想する優れたフレームワークだと感じます。
下図だけではなく作成補助シートも用意されておりますので、記載URLより首相官邸HPをご覧ください。「とりあえずやってみる」というのはいかがでしょうか?

●首相官邸HPトップ>会議等一覧>知的財産戦略本部>経営をデザインする
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/keiei_design/index.html
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